夢を育む体験教室
2024-08-08 09:35:19

鳥羽商船高専が地域イベントで未来の夢を育む体験教室を開催

鳥羽商船高専が地域イベントに参加



令和6年7月15日、三重県の鳥羽市民体育館で開催された地域イベント「やってみたい」を発見!チャレンジツアーin鳥羽に、鳥羽商船高等専門学校が参加しました。このイベントは、地域の子供たちに将来の夢を具体的に描く機会を提供することを目的としており、一般社団法人鳥羽青年会議所が主催しています。多様な職業体験を通じて、子供たちの可能性を広げる貴重な機会となりました。

職業の魅力を伝える体験教室



「やってみたい」を発見!チャレンジツアーには、三重県鳥羽市を代表する海女から始まり、さまざまな団体が参加し合計16の団体が出展。参加した子供たちは、職業の種類や魅力に触れ、将来の選択肢を広げていました。中でも、鳥羽商船高専は特に「船員」と「エンジニア」という2つの職業にフォーカスし、未来を担う子供たちにその魅力を伝えました。

商船高専は、国内の商船系高等専門学校の中でも最も古い歴史を持つ教育機関であり、船員とエンジニアを養成する学科が揃っています。日本経済における重要な職業であるこれらの仕事を、子供たちの頃から身近に感じてもらうことが重要だと考え、鳥羽商船高専はこのイベントに参加しました。

楽しい体験教室の様子



イベントでは、船員やエンジニアを志す学生たちが講師となり、3つの体験教室を実施しました。まずロープワークを使ったコースター作りは、参加した子供たちに特に人気でした。色とりどりの紐から2本を選び、編み込むことでオリジナルのコースターを作り上げます。参加者の中には、何度も挑戦して「またやりたい!」と笑顔で話す子供たちもいました。

次に、ピカール液を使ったコイン磨きでは、実際に機関士の職務を体験。子供たちは、特別な液体を使ってコインを磨き上げ、その結果に驚く声も上がりました。最後に行われたロボット操作では、学生たちが制作したロボットに触れ、その特徴を学びながら実際に操作する体験ができました。「楽しかった!」と笑顔を見せる子供たちの姿は、まさに未来の技術者たちの誕生の瞬間を感じられました。

イベントの意義と今後の計画



鳥羽商船高専の教員や学生は、参加した子供たちから「海や船に興味が出た」「もっと体験したい」という声を聞き、職業体験を通じて夢に近づくお手伝いができたと感じています。このような体験を通じて、職業の理解を深めることが重要です。

今後も鳥羽商船高専は地域イベントに積極的に参加予定で、次回は小中学生の夏休み期間中に特別な体験教室を開催する計画が進行中です。地域の子供たちの未来を育むための啓発活動は今後も続きます。

鳥羽商船高専について



1881年に設立された鳥羽商船高等専門学校は、明治8年に初めての航海測量習練所として創設され、現在に至ります。船員とエンジニアを目指す生徒が科学的思考と高度な技術を学び、地域社会や世界で活躍できる技術者を育成しています。詳しい情報は公式ウェブサイトでご覧いただけます。

公式ウェブサイト

地域の宝である鳥羽商船高専が今後も未来の夢を育てていく活動を期待しています。


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会社情報

会社名
独立行政法人国立高等専門学校機構
住所
東京都八王子市東浅川町701-2
電話番号

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