MindPalace、ブロックチェーン協会に加盟
東京都千代田区に本社を置くMindPalace株式会社(代表取締役:沼間悠作)は、一般社団法人日本ブロックチェーン協会(JBA)のシルバー会員に加盟したことを発表しました。この動きは、AIとブロックチェーンを統合した新しい信用情報基盤の構築に向けた一歩と言えるでしょう。
1. MindPalaceの理念と技術
MindPalaceは「信用(credit) 2.0」を理念に掲げ、デジタル社会における信頼の透明化と価値化を推進しています。SNSやWeb上の発信データを精緻に解析し、信頼性や影響力を可視化する技術は、今後のビジネスシーンでの必要不可欠な要素となってきています。特に、信用情報の取得や分析が業務において重要視される中、その手法としてAIとブロックチェーンが持つ可能性は広がっています。
2. 日本ブロックチェーン協会(JBA)とは
JBAは、2014年に設立された国内最大のブロックチェーン技術の啓蒙、普及を目的とする業界団体です。150社以上の企業が加盟しており、国内のブロックチェーン技術の発展を支えています。今回のMindPalaceの加盟は、DID(分散型ID)やゼロ知識証明(ZKP)、信用スコアといった新しい信用モデルの社会実装に向けて、業界内外との連携を強化する意義を持っています。
3. 提供する支援範囲とサービス
MindPalaceは、次の3つの領域に焦点を当ててサービスを展開しています。
1.
信用情報のAI分析・可視化サービス
SNSやWeb上のデータを解析し、各種指標を算出するサービスです。これは金融行為を伴わず、合法的にマーケティングや信用モニタリングに利用されます。
2.
DID・トークン化構造の設計支援
金融機関や企業がトークンを発行する際に技術設計やDIDの連携を支援します。これにより、登録不要の技術コンサルティングを実現します。
3.
信頼データを活用したAIマーケティング支援
SNS上での信用スコアを基に、広告ROIの最適化やキャンペーンの設計が行えるデータ分析サービスを提供します。金融規制の適用外のため、人気なマーケティング手法として広がることが期待されます。
4. 技術的特徴
MindPalaceは、以下のような技術的特徴を持っています:
- - 特許取得済み技術(特許第7733960号)
- - AIとブロックチェーンの統合基盤
- - DIDとZKPの連携
- - EVスコアモデル
特に外部信頼性や投稿の健全性を数値化し、社会的影響を評価するこのモデルは、今後の信用ビジネスにおいて新たな指標となるでしょう。
5. 代表者のコメントと未来に向けて
MindPalaceの代表取締役である沼間悠作は、「JBAへの加盟を通じて、AIとDIDを活用した信用インフラの社会実装を加速します。日本のブロックチェーン産業が世界と並走するためには、規制準拠と革新の両立が欠かせません」と述べており、AIを通じて“信頼を測り、広げ、価値化する”エコシステムの構築を目指しています。
6. 協業・相談の募集
MindPalaceでは、AIとブロックチェーンを駆使した信用情報基盤の活用を促進するため、企業や団体との協業の相談を受け入れています。今後、「信頼を測り、広げ、価値化する」社会を共に構築するためのパートナーシップを求めています。各領域での導入や開発相談が待たれます。
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