楽しみながら学ぶ料理の大切さ
2024年8月30日、世田谷区の文化生活情報センターにおいて、「全農みんなの子ども料理教室」が開催されました。今回の教室は、一般社団法人風の翼ウイングせたがやが運営する放課後等デイサービスを利用する子どもたちを対象にしたもので、小学2年生から高校3年生の12名が参加しました。今回でこの料理教室は16回目を迎え累計196名が参加しています。
国産食材を使用したメニュー
教室では、全農グループ各社から提供された国産農畜産物を使った四品の料理作りに挑戦しました。メニューには、夏にぴったりな「夏野菜たっぷりハヤシライス」、栄養満点の「トウモロコシと塩麴のミルクスープ」、定番の「ズッキーニのチーズたまご焼き」、さらにデザート感覚の「にんじん入り米粉パンケーキ」が並びました。子どもたちは、料理の先生や施設のスタッフからのサポートを受けながら、真剣にそして楽しそうに料理を進めていきました。
特に、野菜を切ったり、卵を割ったりといった基本的な調理作業は、参加した子どもたちにとって新しい発見の連続だったようです。料理が完成したときは、満面の笑みを浮かべながら「お家でも作ってみる!」という声が飛び交い、料理の楽しさや美味しさを実感したようです。
参加者や関係者からの声
教室を取りまとめている施設のスタッフからは「子どもたちがのびのびと楽しんで料理に取り組んでいる姿を見ることができて嬉しい」との感想も寄せられました。このような教室を通じて、子どもたちに料理の手順や、日本の農業の大切さについて伝えることができることに、皆が共感している様子が伺えました。
料理教室の今後について
全農は、今後もこのような活動を通じて食文化や国産農畜産物の重要性を子どもたちに伝えていく方針です。この料理教室は、障がいのある子どもたちの自立支援にもつながることを目指し、毎年開催されています。全農は、子どもたちが食を通じて楽しさや感動を感じられる場を提供し続けることで、未来の農業や食文化を担う人材を育てる役割を果たしていきます。
当日の様子
最後に、実際に料理をした子どもたちの姿や、みんなで食べる様子をお伝えします。用意された食材を切る様子や、完成した料理を嬉しそうに食べる表情は、参加した全ての人にとって貴重な思い出となったことでしょう。加えて、参加者には全農グループから様々な商品が贈られ、楽しさと満足感に包まれた一日となりました。
全農はこのようなイベントを今後とも継続して行っていくことで、地域の子どもたちに食の大切さや日本の農業への理解を深めてもらうことを目指しています。