新たな給与受取モデル誕生
株式会社ペイロールが2026年2月27日より、企業向けの給与計算サービス「HR BPaaS」内に新たなオプションサービスを追加することを発表しました。このオプションでは、従業員が賃金をデジタルで受け取ることができる「楽天ペイ給与受取」に対応しています。
Optionサービスの概要
この新機能を利用することで、企業は労使協定を結び、従業員から同意を得ることで賃金のデジタル払いが可能になり、受け取る給与の振込先情報を収集することができます。「HR BPaaS」では、従業員が自身の同意を得られるよう、振込口座申請画面に指定した資金移動業者を表示することができます。
従業員は事前に各資金移動業者のアプリで申し込みを行い、指定した振込口座情報を「HR BPaaS」の画面で入力することで、同意書に署名することでサービスの利用がけられます。さらに、月毎の振込上限額も設定可能で、厚生労働省の規定に従った金額の制御も行なわれます。
企業側は、労使協定の締結と同意書の作成に専念できるため、煩雑な手続きが軽減されます。
開発の背景
デジタル決済の普及が進む中、給与受取方法に多彩な選択肢を求める従業員の声が高まっています。これを受けてペイロールは、フレキシブルな給与支払いを実現するデジタル払い機能を開発しました。この新機能により、従業員の満足度向上にも寄与することが期待されています。
従業員に対して柔軟な給与支給を行うためには、同意の取得や振込上限額の設定が必要です。これにより、給与計算を担当する部門の業務負担が軽減されます。
ペイロールの概要
ペイロールは1989年に設立され、大手企業向けに給与計算のBPOを提供しています。2024年3月末までに260社で112万人の給与計算業務を受託し、柔軟性と拡張性を持った「HR BPaaS」を通じて、お客様のニーズに応える体制を整えています。
労働人口が減少する日本において、ペイロールは人事部門が戦略的業務に専念できる環境作りを支える、重要な役割を担っています。今回のデジタル払いオプションの導入は、その一環として、今後の給与支払いの在り方を大きく変える可能性を秘めています。