DNPが「D&I AWARD 2024」で4年連続の最高評価を獲得!
2024年12月18日、大日本印刷株式会社(DNP)がダイバーシティ&インクルージョン(D&I)の取り組みにおいて、4年連続で最高評価である「BEST WORKPLACE for Diversity & Inclusion」に認定されました。この評価は、D&Iの重要性が高まる中、企業が如何に多様性を尊重し、包括的な職場環境を整える努力をしているかを示すものです。
DNPは、過去最高の96点を獲得したことが、最大の成果として挙げられます。「D&I AWARD」では、企業の取り組みを「ジェンダー」「LGBTQ+」「障がい」「多文化共生」「育児/介護」という5つの項目から広範に評価します。これに基づいて、各企業の施策を「行動宣言」「教育・理解促進」「人事制度」「コミュニティ」「働き方」の5つの要素と、4つの基準を満たすかどうかを100項目を通じて評価します。DNPは、この厳格な審査を経て「ベストワークプレイス」に認定されています。
DNPのD&Iへの取り組み
DNPは、会社の施策と実際の職場の状況とのギャップを把握し、それに対する解決策を見出すことに積極的に取り組んでいます。今年度は特に「LGBTQ+」「障がい」「多文化共生」に関連する問題解決に注力しています。これにより、一人ひとりの「違い」を尊重するとともに、それを強みとして活用し、新たな価値を創出していくことを目指しています。
障がい者インクルージョンコミュニティ「ほっとワーク」
特に注目すべきは、DNPが新たに設立した「ほっとワーク」という障がい者インクルージョンコミュニティです。この取り組みは、すべての社員がオンラインで参加可能で、既に200名以上が参加しています。コミュニティは、障がいの有無に関わらず対話できる安心な場所として機能し、職場における様々な課題を共有し合っています。
「ほっとワーク」内では、障がいに関連する業務の工夫や、仕事での疲れを軽減するアイデア、合理的配慮についての情報を交換しています。また、障がいのある社員の家族も参加することができ、悩みや問題の軽減に向けたサポートを得ています。
DNPは、今後も他社とのコミュニティ連携を視野に入れ、ますます多様で包括的な職場環境の実現に向けて取り組んでいく計画です。これにより、企業内外でのダイバーシティの理念を広め、日本全体に良い影響を与えていくことでしょう。
社内外の多様性の尊重を通じて、DNPが創り出す新しい価値とはどのようなものなのか、今後の展開が非常に楽しみです。