ワールドとTBS赤坂みつばちプロジェクトによるアップサイクルワークショップ開催
株式会社ワールドは、TBSホールディングスと協力し、11月23日に「残布 de みつろうラップ」ワークショップを開催しました。このワークショップは、11月1日から12月2日まで開催された「赤坂・青山SDGs月間」スタンプラリーイベントの一環として行われました。
みつばちと残布で環境に優しいラップ作り
ワークショップでは、ワールドSDGs推進室所属の“なんころ先生”(南田和子さん)が講師を務め、参加者と共にみつろうラップを作成しました。TBS放送センター8階にある「TBSみつばち教室」でみつばちの生態を学んだ後、ワールドの工場から出た綿100%の残布と、みつばちから採取した蜜蝋を使って、食品用ラップを手作りしました。完成したみつろうラップは、使用後は土に還せる環境にも配慮した製品です。
ワールドのサスティナビリティへの取り組み
ワールドグループは、今回のワークショップを通して、ファッション業界におけるSDGsの重要性を伝えることを目的としています。創業以来、「価値創造企業グループ」として進化を続ける同社は、1992年に「SPARCS(スパークス)」構想を発表。小売から生産までを一気通貫することでロスや無駄を削減し、持続可能な社会の実現を目指しています。今回のワークショップも、その取り組みの一環と言えるでしょう。
ワークショップの様子
ワークショップは、TBS放送センターにて10時30分~11時30分、13時30分~14時30分の2回開催されました。参加者たちは、なんころ先生の指導のもと、真剣にみつろうラップ作りに取り組み、環境問題への意識を高める貴重な体験をしました。
なんころ先生(南田和子)プロフィール
南田和子さんは、ワールドSDGs推進室に所属。テキスタイル会社でのパタンナーや生産経験を経て、ワールドに入社。現在は、グループのものづくりを担うワールドプロダクションパートナーズで、残布や廃材を活用したアップサイクルイベントを企画・提案しています。「15分で笑顔、さらに15分で幸せに」をテーマに、全国各地でSDGsワークショップを開催しています。
まとめ
ワールドとTBSによる今回のコラボレーションは、企業が主体となってSDGsに取り組む好例と言えるでしょう。ファッション業界のみならず、様々な業界で環境問題への意識が高まる中、このような取り組みは大きな意義を持つと言えます。今後も、ワールドグループによるサスティナビリティへの取り組みが注目されます。
今後の展開
ワールドグループは、今後も様々なアップサイクルイベントを開催し、SDGsの推進に貢献していくことを表明しています。詳細については、ワールドグループのウェブサイトをご確認ください。