新生産管理システム
2022-11-02 08:00:01

化学業界の脱炭素化を加速する新生産管理システム「Sotas」

環境配慮型生産管理システム「Sotas」の登場



現在、私たちの社会は脱炭素化に向けた大きな転換期を迎えています。特に2022年4月に改正された地球温暖化対策推進法により、企業は財務情報だけでなく、気候関連の情報も公開しなければならなくなりました。この法律の影響を受け、特に化学業界は、CO₂の排出が多い業界であり、その対応が急務とされています。

このような背景を受けて登場したのが、化学業界に特化した環境配慮型の生産・在庫管理システム「Sotas」です。このシステムは、「地球に長生きしてもらう」という企業の理念のもと、主に中小企業のカーボンニュートラル実現と業績向上をサポートするために開発されました。

「Sotas」の主な特徴



1. 法規対応機能



「Sotas」は、化学業界初となる毒劇物取締法対応機能を搭載し、REACHやRoHSといった法規にも対応しています。製造業者が遵守すべきさまざまな法律に基づいて、製品登録の際に安全性データシート(SDS)を登録するだけで、必要なデータを自動的に保管します。また、5年間のデータ保存も自動的に行い、レポート作成も可能です。このように、法令遵守を容易に実現し、企業がビジネスに集中できるよう支援します。

2. 直感的なUI/UX



システムの操作性にも配慮されています。受注から生産、検査、出庫までを一元管理するための直感的なインターフェイスを採用しており、ドラッグ&ドロップで操作可能です。このため、生産現場での複雑な手続きをスムーズに行うことができ、誰でも簡単に利用できます。

3. 環境貢献の見える化



さらに、「Sotas」では、月ごとの温室効果ガスの排出目標を設定し、それに向けた活動を見える化する機能も搭載予定です。この機能により、ユーザー企業は自らの環境への貢献度を確認しやすくなり、さらなる改善に取り組むことができます。2023年1月からの機能搭載を見込んでいます。

今後の展望



「Sotas」システムの提供開始にあたり、当初は1年で50社の導入を目指しています。このシステムが中小製造業の脱炭素化と業績向上を同時に実現することを期待しています。

また、11月9日(水)にはオンラインでのサービス説明会が予定されています。興味のある方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。詳しい情報はこちらをご覧ください。

Sotas株式会社について



Sotas株式会社は、化学業界に特化した受発注、生産、在庫管理システム「Sotas」というサービスを展開しています。代表者の吉元裕樹氏は、中小製造業のカーボンニュートラル化や売上向上を同時に実現できるプロダクトへと成長させることをめざしています。岡部、神奈川県川崎市に位置する会社は、2022年に法人化され、今後も業界の課題解決を支援するための取り組みを続けていきます。

今後、システム機能の拡充とともに、中小企業の必要な支援を提供し続けることで、持続可能な社会の実現に貢献していく予定です。

会社情報

会社名
Sotas株式会社
住所
神奈川県川崎市幸区新川崎7−7KBIC本館236
電話番号

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