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「てんかん啓発パープルデー」がやってくる

毎年3月26日は「てんかん啓発パープルデー」です。この日を記念して、大阪では様々なイベントが予定されています。特に今年は、パープルデーの趣旨を広めるために特別なオンラインイベントが用意されています。

オンラインイベントの概要

2023年3月26日（土）の正午12時から夜8時まで、YouTubeで8時間にわたるオンラインイベントが開催されます。このイベントでは、市民公開講座や質疑応答のコーナーが設けられ、てんかんに関するさまざまな情報を提供します。

トークコーナーの内容

1. 学校に詳しい人とつながってみた
このセッションでは、教育現場におけるてんかん児の受け入れについて話し合います。専門家や教育者が参加し、実際の経験を交えたトークが展開される予定です。

2. 働いている人とつながってみた
こちらは、てんかんを持つ方々がどのようにして職場で活躍しているのかを紹介します。参加者の実体験や成功例が共有され、他者への励ましや情報提供が行われます。

3. 中継トークセッション
てんかん啓発に取り組んでいる方々とつながり、リアルタイムでの対話があるこのコーナーは、参加者同士のネットワーキングの場にもなります。

さらに、パープルデー大阪に参加する学生たちによるミニコンサートも用意されており、音楽を通じての交流や理解も同時に進められます。

てんしばのライトアップとイルミネーション

パープルデーを盛り上げるため、ストリートやランドマークでも特別な装飾が行われます。「てんしば」では、3月22日（火）から28日（月）まで紫色にライトアップされ、26日には100個の紫のLED風船が飾られます。その様子はYouTube Liveやインスタグラムで生中継され、世界中の仲間たちに発信されます。

あべのハルカスでのパネル展示

3月22日（火）から28日（月）まで、あべのハルカスの17階ではパープルデーに関するパネル展示が行われます。てんかんに関する正確な理解を促進するために、分かりやすい内容が展示され、見学は無料です。

ここでは、てんかんを持つアーティストの作品も展示されており、芸術を通じても当事者の声を届ける取り組みが行われています。オフィスや展望台を訪れる際には、ぜひ立ち寄ってみてください。

医療関係者の取り組み

また、3月26日には、20以上の医療機関の医師や看護師がパープルデーの趣旨に賛同し、紫のマスクを着用して支援を表明します。さらに、就職応援キャンペーンや特別メニューの提供を行う飲食店も増えており、パープルデーをさらに盛り上げています。

パープルデー大阪の活動について

2017年から始まったパープルデー大阪は、てんかん専門医や当事者、そしてその家族を中心に活動を続けています。2022年度の目標は、てんかんに対する理解を深めること。行政や民間企業、そして教育機関との協力を通じて、より多くの人々に啓発のメッセージを伝えていくことを目指しています。

まとめ

このように、パープルデーは大阪を中心に多くのイベントや活動が展開され、てんかんに対する理解と啓発を広める大切な日となっています。ぜひ、3月26日は直接或いはオンラインでのイベントを通じて、てんかんについて学び、共に考える時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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