ストレスがもたらす新たなニオイ体験
4月12日から始まる「におい展」では、資生堂が発見した「ストレス臭」が一般公開されます。このユニークな体験は、普段何気なく感じるストレスの裏に潜むニオイを直接体感できる貴重な機会となっています。
ストレス臭とは?
「ストレス臭」は、2018年に資生堂によって特定されたもので、緊張やストレスを感じる状況下で特有の成分が皮膚から放出されることが科学的に証明されています。具体的には、ジメチルトリスルフィド(DMTS)とアリルメルカプタン(AM)という2つの成分が主要な要素であり、これらはストレスを引き起こす心理的状況において発生します。
この現象は面接やプレゼンテーションといった緊張の時に感じる「アノニオイ」の正体を明らかにしたものです。資生堂研究員や臭気鑑定士の長年の調査の果てに、ストレスによって皮膚から放出されるニオイが整理されました。
におい展の魅力
「におい展」は2016年に初めて開催され、総動員数は15万人を超える人気イベントです。今回のスタジオには、ストレス臭のほかにも、世界一臭い食べ物として知られる「シュールストレミング」や、年齢と共に気になる加齢臭など、様々なニオイが登場します。
このイベントでは、参加者が普段は嗅ぐことができないニオイを体験することができ、嗅覚を楽しむ新しい形のエンターテイメントを提供します。加えて、ストレス臭のブースでは、ストレスの影響を実際に感じることができ、多くの人が共感を覚える内容となっています。
開催概要
- - 開催期間: 2019年4月12日(金)〜2019年6月6日(木)
- - 開催時間: 楽天公式ホームページを確認
- - 場所: 仙台・楽天生命パーク宮城内イーグルスドーム
- - 入場料: 大人600円、子ども300円(4歳〜小学生まで、3歳以下は無料)
「ストレス臭ブース」の資料では、私たちの精神状態が肌や体臭へ与える影響を考えるきっかけとなります。自分自身のストレスがもたらす変化を理解することで、ストレス管理へとつながるかもしれません。
まとめ
「におい展」は、嗅覚で新しい発見をしながら、ストレスとの向き合い方を考える良い機会です。興味のある方は、ぜひ仙台での体験をお楽しみください。