ELEMOの魅力
2021-07-12 18:30:06

次世代の商用EV「ELEMO」がもたらす環境への挑戦と実証実験

多目的に対応する新たな移動手段「ELEMO」



HW ELECTRO株式会社が誇る次世代小型商用EV「ELEMO」が7月24日から販売を開始しました。この新たなEVは、業界初のラインアップであり、特にその多用途性と環境意識の高さから注目を集めています。2021年4月に小型商用EV車として国内初のナンバーを取得したこの車両は、さまざまな業態のニーズに応じた荷室のカスタマイズが可能で、多岐にわたって活用されることが期待されています。

「ELEMO」は、このEVが備えるIoT技術により、インターネットを介した運用管理を行うことができます。また、専用アプリと連携し、運用の効率化や安全性の向上を実現します。災害時には、「IoT 機能付きエマージェンシーツール」としての機能を果たし、電源供給が求められる様々なシーンで活躍します。

発表会ではHW ELECTRO代表取締役社長の蕭 偉城氏が「ELEMO」の特長を語りました。彼は、災害時の緊急対応だけではなく、日常的な配送業務における活用方法に焦点を当て、IoTとの連携による利便性を強調しました。これに続き、一般社団法人JFTD花キューピットとのEV配送の実証実験も発表されました。

CO2削減に向けた新しい試み



花キューピットの澤田將信会長は、同社の新鮮な花を加盟店からお届けするシステムを紹介しました。花キューピットでは、お届け先に近い加盟店から花を配送することにより、CO2排出を抑制する仕組みを導入しています。10年後にはさらなる排出抑制を目指しており、ELEMOのような環境に優しい車両の導入に期待を寄せています。

蕭社長は、花キューピットとの実証実験についての発表を受け、「社会貢献と環境問題に対する寄与を強く意識している」と述べ、実証実験の成功を目指していく決意を新たにしました。

ELEMOの特長



「ELEMO」は、現在2つのグレードが用意されており、ユーザーの行動範囲に応じて選択が可能です。その特徴としては、以下の点が挙げられます。

1. 100%EV
- 環境問題解決に向けた先進的なアプローチ。
- 低コストな燃料を利用した運行が可能。

2. ITを活用した運行管理
- センターオフィスによる運行ルートの最適化が実現。

3. カスタマイズできる荷室
- フラットベッド、ピックアップ、ボックスなど多様な荷室が選べます。

4. 移動電源としての利用
- イベントカーや災害時の電源供給に適しています。

これらの機能により、ELEMOは商業活動のさまざまなシーンで活用できるだけでなく、自治体や企業の環境目標の達成にも貢献しています。

地球に優しい配送



花キューピットは、2015年に流通をデジタル化したことが成功の鍵であると振り返ります。この事業モデルは、環境への配慮を第一に考え、遠距離の配送を避けることで、CO2排出抑制に寄与しています。2020年から2021年にかけては、約142.3トンのCO2削減を実現したと報告されています。

今回の実証実験では、ELEMOを活用した地域配送でのCO2排出削減の可能性を検証します。

未来に向けた展望



HW ELECTRO株式会社と一般社団法人JFTD花キューピットのコラボレーションは、商用EV車による持続可能な未来を築く希望の光となっています。ELEMOの普及により、環境問題への影響を軽減する新たなソリューションが提供されることを期待しています。

会社情報

会社名
HW ELECTRO 株式会社
住所
東京都江東区青海2-7-4the SOHO 301号
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。