SHOPLINEがCROSS MALLと連携、新たなEコマースの形へ
ECサイト構築のリーディングカンパニーとして知られるSHOPLINE(ショップライン)が、株式会社アイルが運営する「CROSS MALL(クロスモール)」とのシステム連携を開始しました。この連携により、全世界で60万以上のマーチャントが利用するこのサービスは、EC運営を飛躍的に効率化することが可能になります。
背景と目的
近年、ECサイトの事業者は複数のオンラインストアを持つことが一般的になっていますが、ストアの数が増えると、それに伴って「在庫管理」「受注管理」「商品登録」といった作業が複雑化し、業務負担が増加することが課題とされてきました。この課題を解消するため、複数のオンラインストアの商品や受注、在庫を一元で管理できるCROSS MALLとの連携機能が導入されることになりました。
CROSS MALL(クロスモール)連携機能
CROSS MALLは、複数のオンラインストアの在庫管理や受注処理を自動化及び一元化するクラウド型のEC管理システムです。特に、様々なモール型及びカート型ストアとの互換性があり、運営に必要なプロセスを効率化するための機能が盛り込まれています。この連携により、SHOPLINEユーザーは複数オンラインストアの受注情報を自動で紐付けし、手間を減らすことができるのです。今後は、在庫情報や商品登録に関する連携機能も段階的に展開される計画があるため、さらなる業務効率化が期待されます。
SHOPLINEの今後の展望
SHOPLINEは、外部サービスとの連携を強化することによって、利用する事業者の運営に関する課題解決をサポートしていく方針です。これにより、事業者がコア業務に集中できる環境を整え、販売機会の最大化を実現させることが狙いです。
CROSS MALLについて
CROSS MALL自体は、オンラインストアのバックエンド業務を支えるクラウド型の一元管理システムです。要望に応じた運用提案やサポートも充実しており、使いやすさを追求する中で、ネットショップ運営者のクリエイティビティを支援する様々なイベントやメディアも展開しています。特に、ネットショップのバックヤードを強化するための「BACKYARD FES.」や、運営者同士の交流を促すコンテンツの提供などが行われています。
SHOPLINEについて
2013年に設立されたSHOPLINEは、その成長速度に目を見張るものがあります。著名なブランドがこのプラットフォームを利用しており、全体で600,000を超えるストアがSHOPLINEを選択しています。SHOPLINEは、販売・マーケティング・ビジネス戦略に至るまで包括的なコースを提供しており、すべての販売業者が成功するための手法を持っています。将来的には、さらに多くの機能やサービスの展開が期待されるでしょう。
今後の連携や機能拡張に注目が集まる中、SHOPLINEとCROSS MALLの連携は、Eコマース業界の新たなスタンダードとなる可能性を秘めています。