リミックスポイント業務提携
2025-12-09 12:42:31

リミックスポイントが日本蓄電池と業務提携、蓄電池事業の拡大へ

リミックスポイントと日本蓄電池の業務提携契約



株式会社リミックスポイント(証券コード:3825)が、2025年12月9日に主に系統用蓄電所の建設および運営を手掛ける日本蓄電池株式会社との業務提携契約を締結しました。この契約の目的は、系統用蓄電所の開発を通じて両社が持つ技術やノウハウを共有し、迅速に事業を進めることです。

提携の背景


電力市場には多くの側面が存在しますが、特に需給調整市場における系統用蓄電所の不足が深刻な問題となっています。2024年度から全商品の取引が開始されたこの市場では、調整力の供給が求められており、それに応じた競争が繰り広げられています。高値が続いていることから、リミックスポイントは系統用蓄電所事業を強化する必要がありました。

一方の日本蓄電池も、持続可能なエネルギー社会の実現を目指し、系統用蓄電池の普及に取り組んでいます。両社の提携がなぜ重要なのかは、相互に補完しあうことができるからです。リミックスポイントは運用の最適化やデータ分析に関する知識を持っており、日本蓄電池は適切な用地情報や開発ノウハウを提供できます。

業務提携の具体的な内容


この提携の内容として、両社はまず具体的に7か所の系統用蓄電所を対象に、匿名組合出資契約を通じて共同出資を行うことが決まっています。リミックスポイントは運用最適化や電力市場でのデータ分析に関わる専門知識を共有し、日本蓄電池はその持つ用地情報を提供します。この協力により、効率的な開発が期待されています。

2026年末までに、これらの系統用蓄電所の運転を開始する予定で、高値傾向にある需給調整市場へ迅速に調整力を提供し、経済的にメリットを享受することを目指しています。

今後の見通し


リミックスポイントとしては、この業務提携が中長期的な企業価値の向上に寄与すると考えています。具体的には、2026年3月期中に運転を開始する3か所の系統用蓄電所が順次稼働し、需給調整市場での活動を本格化させる予定です。これにより、企業活動においてもプラスの影響が期待されます。

リミックスポイントは新しいスタンダードの提供を目指し、脱炭素の促進を行う東証スタンダード上場企業です。主力となる電力小売業から多角的な事業展開を行い、企業としての成長を続けています。また、2024年からはビットコインを中心とした暗号資産の備蓄に興味を持ち、将来的なビジネスモデルの多様化を見据えています。今後のリミックスポイントの取り組みに期待が高まります。公式サイトもぜひご覧ください。


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会社情報

会社名
株式会社リミックスポイント
住所
東京都港区虎ノ門4丁目3番9号住友新虎ノ門ビル
電話番号
03-6303-0280

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