「市長をやりませんか?」第18回鯖江市地域活性化プランコンテスト
日本全国の大学生や高専生を対象にした「鯖江市地域活性化プランコンテスト」が今年で第18回を迎え、そのエントリー受付が2025年6月20日から始まります。このコンテストは、「市長をやりませんか?」というキャッチコピーの下、地域の課題解決を目指すのではなく、大学生たちが自由に理想の街を描く“未来創造型”のイベントです。
開催概要
本コンテストは鯖江市で2泊3日の合宿形式で行われ、参加者は現地でのフィールドワークや地域住民との対話を通じて、自分たちの未来像を構想します。開催日程は2025年9月13日から15日で、対象者は全国の大学生や院生、高専生です。
- - 開催日程: 2025年9月13日(土)~15日(月・祝)
- - 開催地: 福井県鯖江市内
- - 対象: 全国の大学生、大学院生、高専生(専攻や学年不問)
- - エントリー期間: 2025年6月20日(金)~8月8日(金)
- - 主催: 鯖江市地域活性化プランコンテスト実行委員会
- - 事務局: NPO法人エル・コミュニティ
- - 公式サイト: 鯖江市地域活性化プランコンテスト
特長と見どころ
このコンテストの魅力は、地域の課題に捕らわれずに、自由に未来のまちを発想できる点です。参加者は市民と意見交換しながらアイデアを磨いていくことができ、これまでにも数多くの提案が実際に事業化され、地域の活性化に寄与しています。特に大学生たちによる独自の視点とチームワークが、地域に新しい風を吹き込む機会となっています。
また、地元の住民による温かいサポートや協力が受けられるのも大きな特徴です。参加者は地域の人々と交流を深め、鯖江が持つ親しみやすさや活気を肌で感じることができる貴重な体験となるでしょう。
地元に支えられる体験
「鯖江人の創造性や熱量に圧倒されました。街のあらゆる人が、惜しみなく時間と知恵を分けてくれる。その経験が、人生の財産になった」と語るのは、過去の参加者です。このように、地域の人々との関わりが参加者にとっての学びを深め、彼らのアイデアをより具体的なものにしていきます。
過去の成果
過去のコンテストで提案されたプランは、地域交流スペースや商店街イベント、就業支援施策などとして実現されています。今年も、特に注目を集めたのは「レッサーパンダアイドル化計画」で、これは2025年度に鯖江市の事業として採用される例となります。いずれも学生のアイデアが街を変える力を証明しています。
参加者の声
参加者たちからは、「自分の理想がまちの人と交わることで、現実味を持ち始めた」「未来を描くテーマだったからこそ、本気で想像力を働かせることができた」といった声が多く寄せられています。このコンテストが、若者が地域に深く関わる機会を生み出しているのです。
お問い合わせ
エントリーに関する詳細や事前説明会については、公式サイトをチェックしてください。