中東市場をターゲットにした!旅行業界の新たなブルーオーシャン
2025年9月10日、東京の汐留ビジネスフォーラムで開催される無料セミナーは、国内の旅行業界にとって見逃せないイベントです。これから中東地域からの訪日旅行者を迎え入れるための実践的なマーケティング戦略と受け入れ体制をテーマにしており、特に高付加価値旅行市場の重要性が強調されます。
中東地域市場とは?
中東地域は、特にGCC(湾岸協力理事会)加盟国において、訪問先での消費額が特に高い旅行者層が存在しています。日本政府観光局(JNTO)によれば、1人あたりの旅行消費額は100万円を超えることが定義され、旅行消費額は平均の約4.5倍に達するとのことです。この市場は全体の旅行者消費の13.1%を占めており、世界的にも第3位に位置しています。
日本の観光業界は、このブルーオーシャン市場を活用すべく、より一層の努力が求められていますが、文化や宗教に関する理解不足が課題となる部分も多いです。文化的な背景を理解することで、より効果的なアプローチが可能となります。
セミナーの内容
セミナーでは、中東市場に詳しい専門家が日本の観光業界に向けて実用的な情報を提供します。登壇者には、JNTOドバイ事務所長の小林大祐氏をはじめ、業種別実績や具体的な受け入れ体制に関する知見を持つ専門家が集結します。特に、宿泊施設や観光業界の成功例に基づく実践的な情報が得られるのが大きな特徴です。
プログラムは以下のような構成になっています:
- - 14:00〜14:05 開会挨拶
- - 14:05〜14:30 中東地域市場の基礎知識
- - 14:30〜14:55 業種別実例紹介
- - 15:00〜15:40 パネルディスカッション
各セッションでは、受講者が疑問を持つ質問にも応じられるため、参加者同士の交流を通じてネットワークの構築も期待できます。
こんな方にオススメ
このセミナーは、中東からの訪日旅行者の受け入れを担当する方、または興味を持っている方にとっても重要です。特に、観光団体や自治体、旅行業者の方々にはこの市場を深く理解する絶好の機会となるでしょう。また、文化的な配慮を含む受け入れ環境の整備を進めたい方にも適しています。
参加方法
参加は無料で、現地参加またはオンライン参加が可能です。現地参加の定員は100名ですが、早めの申し込みが推奨されており、定員を超えた場合は抽選となります。オンライン参加する場合は、登録後、Zoomのリンクがメールで送られます。
最後に
このセミナーは一時的な開催で、アーカイブ配信はありません。ぜひこの貴重な機会を見逃さないよう、早めに登録を行い、新たな観光市場を開拓する具体的な方法を学びましょう。日本の観光業界が中東市場にどう対応していくのか、その手がかりとなるイベントです。