サイバー攻撃からの立ち直りを語る松岡専務が登壇するECカンファレンス

ECのミカタ Conference 2025に登壇する松岡専務の背景

物流とITオートメーションの分野で注目を集める株式会社関通（本社：兵庫県尼崎市）の松岡専務が、2025年12月18日にオンラインで開催される『ECのミカタ Conference 2025』に登壇することが決まりました。今回のセッションでは、関通が経験した17億円規模のサイバー攻撃の実態を詳細に語ります。

サイバー攻撃の衝撃

2024年9月、関通は未曾有のサイバー攻撃を受け、全ての物流システムが一時的に停止するという危機的な状況に陥りました。この攻撃により、物理的な物流業務のみならず、システムのダウンタイムによる売上損失等、被害額は17億円に達しました。それでも関通の取り組みはとどまることなく、攻撃からわずか3日後には一部業務を再開しました。

立ち直りへの道のり

松岡専務は、危機の渦中でどのように業務を再開し、完全復旧を果たしていったのかを振り返ります。社内では混乱が広がり、社長と日々の運営に関わる社員との間で葛藤もありましたが、全員が一つとなり、乗り越えた経験は貴重な教訓をもたらしました。

また、復旧に向けた具体的な施策や、再発防止のために関通が取った行動についても詳細に説明します。

危機管理体制の重要性

本セッションでは、自社の危機管理体制や事業継続計画（BCP）を見直す良い機会として、多くの経営者や管理職にとってためになる内容となっています。サイバー攻撃による影響やリスクに対する認識を深めることで、「攻撃後の事業継続プラン」の重要性を再認識することができます。

予想される参加者

このセッションは、多くの経営者や管理職の参加が期待されています。具体的には、以下のような方々におすすめです：

- サイバー攻撃の実態やその影響に興味がある方
- 自社の危機管理やBCPの見直しを検討している経営者
- サイバー攻撃や緊急事態に対する対応を体系的に学びたい方
- リスクマネジメントや組織の安全性を高めたいと考える方

セミナーのポイント

1. サイバー攻撃から学ぶ実態
実際の被害内容や、組織に与える心理的影響についての深い理解を得ることができます。

2. 復旧・再発防止に向けた具体策
危機的状況での意思決定のプロセスや企業として取るべき行動について学べます。

3. 経営リスクとしての認識
サイバー攻撃を経営リスクとして把握し、経営資源の有効活用が求められます。

4. 攻撃後の対応策
攻撃後の事業継続についての考え方や対応のポイントを掘り下げます。