世界最小クラスの産業用カメラ「xiMU」
日本市場において新たに展開を開始した「xiMU」は、わずか15mm角、重さわずか5gという非常にコンパクトな設計の産業用カメラです。これにより、ロボット、ドローン、医療、さらには半導体検査など多岐にわたる用途において、軽量かつ省スペースなソリューションを提供します。
製品仕様の特徴
xiMUの主な仕様は、以下の通りです。
- - サイズ: 15×15mm、17x17mm
- - 重量: 5g
- - 消費電力: 1W未満
- - 解像度: 500万画素、2000万画素
- - フレームレート: 最大50fps
- - インターフェース: USB3.1 Gen1(5Gbps)、USB2.0
- - 外部制御: 4つの入出力に対応
- - 対応環境: Windows、macOS、Linux、ARMで、SDKはPython、C++、LabVIEWにも対応
このカメラは、特に精密な検査が求められる場面での活用が期待されます。
日本市場での応用
1. 産業ロボットおよび協働ロボット
自動車や電子部品工場における外観検査やピッキング作業において、xiMUはその小型軽量な特性により、ロボットアームの先端や無人搬送車(AGV)への搭載が容易です。
2. ドローンによるインフラ点検
小型のためバッテリーへの負担を軽減しており、橋梁や送電線などの社会インフラを点検する際の空撮にも適しています。これにより、長時間の飛行が可能となります。
3. 半導体および精密機器の検査
クリーンルーム環境でのウェハ検査や微細パターンの検証において、xiMUはその高速フレームレートと低ノイズ性能を活かし、高信頼な検査を実現します。
4. 医療およびライフサイエンス
顕微鏡イメージングや内視鏡システムに組み込むことで、患者の負担を軽減しつつ、高精度な画像診断を行うことをサポートします。
日本市場へのメッセージ
製造業の自動化や省人化、さらには社会インフラの老朽化対策、医療分野の高度化が急務となっている日本において、xiMUは「小型・高性能・省エネルギー」のソリューションとして多くのニーズに応えることが期待されています。これにより、様々な分野でのイノベーションを促進することでしょう。
XIMEAの紹介
XIMEAは1992年に設立されたドイツを本拠とする産業用カメラメーカーで、小型USBカメラ「xiQシリーズ」や、高解像度カメラ「xiBシリーズ」、そして世界最小クラスの「xiMUシリーズ」を展開しています。航空宇宙、ロボティクス、医療、ライフサイエンス、半導体検査など、幅広い最先端分野で使用されています。モジュール設計と充実したSDK/APIにより、研究者やエンジニアのニーズに応える製品が次々と開発されています。
株式会社アプロリンクの役割
千葉県船橋市を拠点とするアプロリンクは、国内外の先端画像処理機器を取り扱う専門商社です。機器の提供からサポートまで一貫して行っており、顧客のニーズに寄り添ったサービスを展開しています。
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