日本教育情報センターが提供する新人研修の革新! 開発現場で必要な能力を身につける「配属前ステップアップ研修」

新たな研修の試み、在宅でスキル向上

日本教育情報センターが2025年7月1日からスタートする「配属前ステップアップ研修」は、開発現場で必要とされる思考法や技術を学ぶための新しい研修プログラムです。特に、未経験者と経験者における理解度の差を埋めるべく設計されています。従来の研修は、プログラミングの基礎を学ぶだけで、実際の現場で何が求められるかには触れられませんでした。しかし、この研修プログラムでは、オンラインZoomを用いて、参加者一人ひとりが現在のスキルを把握し、技術を深める時間を持つことができます。

研修内容の魅力

「配属前ステップアップ研修」では、以下の内容が提供されます：
1. 思考プロセス（導入編）
参加者は、有識者が長年の経験から得た品質を創出する考え方やノウハウを学びます。
2. Java基礎
プログラミング言語Javaの文法とその基礎を習得し、演習を通じて理解度を確認します。
3. ロジックラリー演習
機能の設計をフローチャートを用いて行うことで、システムエンジニアとしての思考を養います。
4. オブジェクト指向プログラミング演習
拡張性と保守性を兼ね備えたプログラミング手法を身につけます。
5. レビューとテスト技術
プロダクトの品質を保つために不可欠な技術を学ぶ機会を提供します。

この研修は、プログラミング未経験者や文系出身の社員にも優しく設計されており、特にIT部門への配属を控える新入社員にとっては、非常に重要なステップとなります。

重要性を増す品質管理

現在、ソフトウェア開発においては短期間での高品質な成果物の提供が求められています。そのため、曖昧な要件での設計や省略されたプロセスが焦点となり、品質の低下を引き起こす原因ともなります。

このような背景の中、本研修では、受講者が現場で求められる品質意識を育てることを目的としており、知識を定着させるとともに、思考力を鍛えることを重視しています。