鳥取県初のデジタル遊漁券導入
2025年2月1日から、鳥取県倉吉市にある天神川漁業協同組合が、株式会社フィッシュパスとの提携によりデジタル遊漁券の取り扱いを開始します。この取り組みは、釣り人に便利な環境を提供するだけでなく、地域活性化にも繋がると期待されています。
デジタル遊漁券の魅力
今回導入されるデジタル遊漁券は、従来の紙のチケットに代わるもので、釣り人はスマートフォンのアプリを通じて24時間いつでもチケットを購入できるようになります。これまで、販売店舗の営業時間や場所を気にしていた釣り人には大きな利点となります。また、チケット購入の際にはGPS機能により、漁協にデータが送信され、釣り人の定位置が管理される仕組みです。このデジタル化により、漁協は監視業務の効率化を図ることが可能になります。
提供される遊漁券の種類
デジタル遊漁券は主に「アユ」および「渓流魚券」の2種類が提供され、年券や日券も選択できます。対象となるのは天神川水系での釣りで、清流で知られる天神川での釣り体験を手軽に楽しむことができるのです。これにより、県内外の釣り人に幅広く利用されることでしょう。
地域活性化への寄与
フィッシュパスが目指すのは、釣り人の利便性の向上だけではありません。デジタル遊漁券の導入により、県外からの釣り人を呼び込むことが期待され、地域経済の活性化にも寄与するでしょう。特に、若年層の釣り人を新たに取り込むことが重要なポイントです。また、天神川の魅力を観光資源として昇華させる取り組みも進められています。
期待される安全性と環境配慮
新たなアプリにはリアルタイムの水位情報確認機能や急な増水に対する防災通知が付随しており、万が一の水難事故防止にも役立つことでしょう。さらに、全ての遊漁券には傷害保険が自動で付帯するため、釣りを楽しむ人々にとっても安心感が得られます。デジタル化により、ペーパーレス化も進むため、環境負荷の軽減にも繋がります。
これからの展望
フィッシュパスは、今後も鳥取県内でさらに提携先を拡大し、デジタル遊漁券の利用をもっと広げることを目指しています。釣りを楽しむ人々の裾野を広げることで、地域の魅力を引き出し、釣り文化の発展に貢献するでしょう。
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漁業と釣りの未来を変える新たな試みに、多くの方々が参加できることを期待しています。