福島県内被災地視察:原子力損害賠償紛争審査会が現地状況を確認
文部科学省は、原子力損害賠償紛争審査会による福島県内被災地の現地視察が、令和6年7月23日(月)と24日(火)に行われることを発表しました。
今回の視察は、中間指針等に基づく賠償の実施状況を確認するため、被災地域の現場を視察することが目的です。視察対象地域は、福島県内の浪江町、双葉町、大熊町となっています。
視察には、原子力損害賠償紛争審査会の内田会長をはじめとする委員らが参加します。
視察スケジュールと取材について
視察は、7月23日(月)と24日(火)の2日間行われます。
7月23日(月)
- - 双葉駅(15時20分~15時30分頃):指定された場所での撮影のみ可
7月24日(火)
- - 大野南住宅エリア(8時45分~8時55分頃):指定された場所での撮影のみ可
- - 事後ブリーフィング(16時30分~17時00分頃):双葉地方会館にて、今回の現地視察に係る原子力損害賠償紛争審査会による事後ブリーフィングを行います。
取材を希望する方は、7月19日(金)15時までに、所属機関、氏名、緊急連絡先、取材希望場所、カメラ撮影の有無をE-mail(san-gen[at]mext.go.jp)にて登録する必要があります。※[at]を@に置き換えてください。
取材に関する留意点
- - 撮影・取材の詳細については、登録者に別途メールで連絡されます。
- - 視察中は、審査会事務局担当者が立ち会います。取材方法、スペース、移動等は担当者の指示に従ってください。
- - 当日は身分証を忘れずに携行し、取材中は各社の腕章を着用してください。
- - 記者以外の立入りは御遠慮ください。
- - カメラ等の電源については、各社にて用意をお願いいたします。
- - 上記1)~3)以外の撮影・個別取材は御遠慮ください。
- - 上記2)、3)についてはスペースの都合上、各社1名まででお願いします。
- - 当日の視察日程の関係上、撮影・取材時間は前後する可能性があります。
福島県内被災地の現状と賠償問題
福島県内被災地は、東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所事故の影響を受け、深刻な被害を受けました。現在も、復興に向けて様々な取り組みが行われていますが、課題も多く残されています。
今回の視察は、福島県内被災地の現状を改めて確認し、賠償問題に関する今後の対応について議論を深めるための重要な機会となるでしょう。
原子力損害賠償紛争審査会について
原子力損害賠償紛争審査会は、原子力損害賠償紛争の調停や仲裁を行う機関です。東京電力福島第一原子力発電所事故発生後、賠償問題に関する様々な紛争が持ち上がっており、審査会はこれらの紛争解決に重要な役割を担っています。