湖池屋が贈る究極ポテチ、驚異の売上達成とその全貌

湖池屋が開発した究極のポテチ計画

株式会社湖池屋が展開する『究極のポテチ計画』が、早くも注目を集めています。このプロジェクトでは、日本特有の風土に適したじゃがいもを厳選し、育成から製造までを一貫して手掛けることで、究極に美味しいポテトチップスを目指しています。2024年10月7日には「KOIKEYA FARM 黄金の果肉天海の焼き塩」と「KOIKEYA FARM 白金ダンディすじ青のり」の2品が全国で販売開始され、いずれも好評を持って迎えられました。

日本産じゃがいものブランド化

湖池屋が1962年に発売した「湖池屋ポテトチップスのり塩」以降、同社は日本の風土で育まれたじゃがいもを使用し、60年以上にわたりポテトチップスを生産してきました。特に2017年以降は高付加価値戦略を進め、「美味しいじゃがいもこそ美味しいポテトチップス」を信条に、原料の選抜からトータルプロデュースの体制を強化。「KOIKEYA FARM」では、厳選された日本産じゃがいもを使用することで、商品のブランド化と価値向上を図ります。

発売後の好調な売上

2023年12月の展開以降、新たなシリーズとして「黄金の果肉」「白金ダンディ」「女神のえくぼ」の3種が加わり、湖池屋が展開するそれぞれのオリジナルブランド芋を使用しています。注目すべきは、湖池屋オンラインショップにおける先行販売時に、瞬時に完売を果たした商品です。このブームは、相葉雅紀さんを起用したテレビCMや各種プロモーションの影響も大きく、発売から2週間で初月の販売目標金額を達成したのです。

究極のポテチの秘密

『究極のポテチ計画』の本質は、安定的な原料調達にあります。日本国内で育成されるじゃがいもは収穫量が限られているため、これまでは数量限定販売が行われてきました。しかし、プロジェクト開始から7年の歳月を経て、ついに「KOIKEYA FARM」の2商品が年間を通じての定番商品として販売されることが実現。これにより、確実に国産じゃがいもの価値向上も狙えるというわけです。