名古屋初の冷凍自動倉庫「LOGI FLAG TECH名古屋Ⅰ」プロジェクト始動

名古屋市に冷凍自動倉庫の開発プロジェクト始動

最近、霞ヶ関キャピタル株式会社が愛知県名古屋市に新たな冷凍自動倉庫「LOGI FLAG TECH名古屋Ⅰ」の開発プロジェクトを発表しました。このプロジェクトは、冷凍倉庫の需要が高まる中、物流業界が抱えるさまざまな課題に対応するための新しいソリューションの一環です。

プロジェクトの背景とその意義

今回の取り組みは、2030年に施行されるフロン規制や冷凍食品の消費増加により冷凍倉庫の需要が拡大していることから、冷凍冷蔵設備への投資が必須だと考えられています。また、2024年問題に起因する労働力不足や業界の高齢化を背景に、効率的で自動化された冷凍倉庫の開発が喫緊の課題となっています。

この冷凍自動倉庫は中部地区で初めての拠点となり、その立地は国土交通省が考える「2024年問題」解決のための中継輸送に適していると期待されています。今後は、首都圏と関西圏との輸配送を効率化するための中継拠点としての役割も果たす予定です。

プロジェクト概要

このプロジェクトの詳細は以下の通りです：

- プロジェクト名: （仮称）LOGI FLAG TECH名古屋Ⅰ
- 所在地: 愛知県名古屋市
- アセットタイプ: 冷凍自動倉庫（予定）
- 敷地面積: 約7,100㎡
- 延床面積: 約21,620㎡（予定）
- 着工予定: 2024年秋冬
- 竣工予定: 2026年春

この冷凍自動倉庫は吹き抜け構造を採用しており、延床面積は仮想床によるものであります。これにより、効率的なスペース利用が可能となります。

ファンドとパートナーシップ

プロジェクトを進めるにあたり、ダイビル株式会社や東急不動産株式会社といった複数の出資者が名を連ねています。また、静岡県静岡市を拠点とするSFG不動産投資顧問株式会社と協業し、7つの地方銀行からの不動産ノンリコースローンを受け取ることにより、資金調達を実現しました。

今後の展望

2024年8月期における霞ヶ関キャピタルの業績への影響は軽微と予想されていますが、開発が進むにつれ新たな情報が生じた場合には速やかに公表される予定です。

物流業界の「課題」を解決し、未来に向けて新たな価値を提供することを目指す「LOGIFLAG」。その旗印の下、さまざまなニーズに応えるための動きが始まっています。

公式ウェブサイトもぜひチェックしてみてください：LOGIFLAG。