苦手を克服する数学
2021-05-27 10:00:07
数学が苦手なあなたへ。高橋一雄著『語りかける中学数学』全貌!
言葉をかけるように学ぶ数学
中学数学に苦手意識を抱いている学生やその保護者にとって、理数系の勉強はとてもハードルが高いと感じることが多いものです。そんな中で登場したのが、高橋一雄氏の著書『語りかける中学数学[3訂版]』です。この本は、シリーズ累計27万部を記録した名著であり、著者自身の数々の経験に基づいています。
高橋氏は、元々数学が得意ではなく、むしろ身体的な理由から中学校にほとんど通えなかったため、数学に関しては特に落ちこぼれの経験を持っていました。そのような背景から、生徒一人ひとりに寄り添う形でこの856ページにおよぶ大著を完成させたのです。はっきり言って、ただの教科書ではありません。
少年院での指導
高橋氏は、数学を教えるだけでなく、過去には全国の少年院で指導も行ってきました。この活動は、彼の自著を全国の少年院に寄贈したことから始まり、現在も多くのメディアによって取り上げられています。彼が教える数学には、ただの知識ではなく、学ぶ楽しさを伝える力が込められています。
こうした経験は、教育的なセンスを磨く重要な役割を果たし、著者が目指す「数学も人生も、何度でもやり直せる」という理念が実現されていくのです。2022年に少年法が改正された際には、少年院の存在に改めて注目が集まり、テレビドラマ『ドラゴン桜』では、落ちこぼれの生徒たちが東大を目指して奮闘する姿が描かれています。このような背景の中、本書は自学自習を行う学生たちにとって、まさに最適な教科書となることでしょう。
新指導要領への対応
最近の改訂により、数学は小学校から高校までの幅広い範囲に渡る重要な科目であり、著者も文部科学省の新指導要領に沿った内容の追加を行いました。特に2年生に新設された「データの活用」の章は、現代の数学教育を受ける上で非常に重要です。これにより、初版に比べて856ページにまでボリュームアップされ、多くの学生に親しまれてきたのです。
どんな声が寄せられているのか
既に多くの読者から感謝の声が寄せられています。例えば、数学が大嫌いだった学生からは、「問題を解くことができる度に達成感がこみ上げてきて、問題を解くのが楽しくなった」という声が。そして、親からも「この本がなんとかしてくれるという、まさに我が家の守り神になってくれた」との感謝の言葉があります。これらの感想は、著者高橋氏が目指す「数学を楽しく学ぶ」という哲学をしっかりと実現していることを示しています。
高橋一雄の著者プロフィール
続いて著者の高橋一雄氏をご紹介します。1961年生まれで、東京学芸大学を卒業後、東京で数学を教え続けています。これまでに20冊以上の教育書を執筆しており、情熱をもって学生たちの学びを支援しています。自らの経験を活かし、どんなに厳しい状況でもいつでもやり直せるという希望を伝える高橋氏の姿勢には、心温まるものがあります。
書籍詳細
書籍名:『語りかける中学数学[3訂版 ]』
著者:高橋一雄
発行元:ベレ出版
定価:3,190円(税込)
ページ数:856ページ
この本は、まさに数学を苦手とするすべての人に向けた特別な一冊です。当運営は、さらに多くの学生や保護者にこの書籍の価値を知ってもらい、広めていくことを目指しています。自分のペースで学び、「数学って楽しい」と思える瞬間をつかみ取るための手助けをしてくれることでしょう。
会社情報
- 会社名
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有限会社ベレ出版
- 住所
- 東京都新宿区岩戸町12レベッカビル2F
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03-5225-4790