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ジャパントラストが国土交通省の物流実証実験に参加

名古屋に本社を置くジャパントラスト株式会社は、国土交通省が2025年1月から開始する「国際物流の多元化・強靱化に向けた実証調査」において、新たな輸送ルートに関する実証実験に参加します。このプロジェクトは、国際物流の安定化を目的としており、従来のスエズ運河や喜望峰経由のルートに代わる新規ルートの有効性を検証する試みです。

この実証実験では、日本から米国西岸までの貨物をコンテナ船で輸送し、ロサンゼルスにあるジャパントラストの現地法人GREAT LUCK社と協力して、米国大陸を鉄道で横断します。その後、米国東岸から再びコンテナ船を使用して欧州へ輸送するという一連の流れが計画されています。

ジャパントラストは、この実証実験を通じて国際物流における多様な選択肢を提供し、顧客企業に対しては輸送時間の短縮やコスト削減、さらには災害や地政学的リスクへの対策としての強化が期待されています。

国土交通省の実証実験概要

国土交通省は、令和6年度の実証輸送に参加する事業者を4件選定しました。この実証輸送は、次世代のグローバルサプライチェーンを確立するため、国際物流の多元化と強靭化を図ることを目指しています。従来の輸送手段やルートを代替または補完する新たなルート・手段について、その実効性を検証するものです。

公式情報は、国土交通省のウェブサイトにて確認できます。

北米ミニランドブリッジルートの概要

実際の荷主として参加するのは、岐阜県大垣市に本社を置くイビデン株式会社です。イビデンは1912年に創業して以来、世界トップクラスの電子部品メーカーとして、スマートフォンやパソコン、自動車部品など、幅広い製品に利用される電子部品を生産しています。

• - 発送予定時期：2025年1月下旬
• - 輸送完了予定時期：2025年3月中旬〜下旬
• - 輸送ルート：名古屋港〜ロサンゼルス港（コンテナ船）→ ロサンゼルス〜ニューヨーク（鉄道）→ ニューヨーク港〜ロッテルダム港（コンテナ船）

ジャパントラストの会社概要

ジャパントラスト株式会社は「スピードと情報」をスローガンに掲げ、国際物流サービスを提供している企業です。日本と北米の間のNVOCCランキングにおいて世界5位にランクインしており、継続的な成長を見せています。

• - 所在地：愛知県名古屋市中区丸の内2-17-12 丸の内エステートビル9階
• - 代表者名：神谷 隆
• - 資本金：20,000,000円
• - 事業内容：NVOCC（非船舶運航業者）
• - 自社ウェブサイト：ジャパントラスト株式会社公式サイト

お問い合わせ先

ジャパントラスト株式会社

• - 担当者：事業推進部の原田 裕
• - 電話番号：080-4755-3714
• - メール：[email protected]

この実証実験は、国際物流を革新し、より柔軟で競争力のあるサプライチェーンの構築に貢献する重要なステップです。

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