大阪電気通信大学、ゲーム教育の新たな一歩
大阪電気通信大学(以下、同大学)は、2026年4月から大手ゲーム会社で著名なプロフェッショナル2名を新たに教授として迎え入れることを発表しました。これにより、同大学は今まで以上に実践的かつ多角的なデザイン教育を推進し、次世代のクリエイター育成を目指します。
新しく着任するのは、杉野憲一教授と阿部悟郎教授の2名です。杉野教授は、任天堂でプロダクトデザイナーとしてキャリアをスタートさせ、ゲームボーイシリーズをはじめとする数々の携帯ゲーム機のデザイン開発に貢献しました。その後、デザインディレクターとしても活躍し、ゲーム産業に対する理解を深めてきました。阿部教授は同じく任天堂にて、人気ゲーム『メイド イン ワリオ』のプログラマー・デザイナーとして参加し、その後はディレクターとしてシリーズ続編に関与。ユニークなゲーム体験を生み出してきたことから、教育現場でもその経験が活かされることが期待されています。
ゲーム・社会デザイン専攻の設立
同大学では、2023年に新たに「ゲーム・社会デザイン専攻」を立ち上げました。この専攻は、ゲームが社会問題解決にどのように貢献できるのかを学ぶことが主なテーマです。杉野教授と阿部教授が各々の専門知識を基に、「おもしろさの分析」や「実験的ゲームデザイン」の研究を進め、ゲームがどのように社会に溶け込んでいるかの理解を深めるプログラムを展開していきます。
プロによる特別講演
さらに、同大学の夏のオープンキャンパスでは、特別講演も行われる予定です。2026年7月12日(日)には、阿部悟郎教授が「社会に溶けていくゲーム~日常を変える『遊び』の力」というテーマで講演を担当します。この機会に、参加者たちはゲームの持つ力とその社会的意義について新たな視点を得ることができるでしょう。
大学概要と今後の展望
同大学は、2003年にデジタルゲーム学科を設立して以来、23年にわたってゲーム教育の先駆者として活動してきました。今回の新教授2名の着任により、今後ますます充実した教育内容が期待され、未来の優れた人材を数多く育成していくことでしょう。
さらに、同大学は工学部、情報通信工学部、建築・デザイン学部、健康情報学部、総合情報学部を持ち、在籍者数は5,758人(2025年5月現在)です。多様な学部構成の中で、ゲームからプロダクトまで幅広い分野を学ぶことができる環境が整っています。今後の展開にも目が離せません。
これからの大阪電気通信大学からの目が離せません。未来のクリエイターたちにとって、魅力的な学びの場となることでしょう。