空飛ぶタクシーが地域活性化ファンドからの出資を受ける
2026年6月11日、そらとぶタクシー株式会社が「おおさか地域活性化ファンド」から出資を受けることが発表されました。この出資は、次世代航空モビリティ事業に向けた動きを加速させるものとされています。
地域活性化ファンドとは
このファンドは、大阪信用金庫と株式会社ABAKAMによって設立されており、大阪府とも連携。地域の創業やビジネスの成長を支えるため、さまざまな事業に出資されています。そらとぶタクシーが第2号投資先に選ばれたことで、空飛ぶタクシーのプロジェクトが注目を集めています。
空飛ぶタクシーの社会実装に向けて
そらとぶタクシーは、「空の移動をもっと自由に」という理念のもと、次世代航空機eVTOLを利用した新しい交通手段の構築を目指しています。現在は、航空運送事業の許可を得るための準備を進行中。また、自治体や観光関連事業者と連携し、社会実装に向けた基盤作りに取り組んでいます。
出資を受けたことで、同社は資本体制の強化を図り、空飛ぶタクシーの使用による地域交通の向上や観光地へのアクセス改善を目指します。さらに、災害時の緊急輸送など、社会的なインフラとしての役割を果たすことも視野に入れています。
今後の課題と展望
大阪では、2025年に開催される大阪・関西万博に向けて、次世代モビリティについての期待が高まっています。都市部での移動時間の短縮や観光地へのアクセスの改善、災害時の輸送手段の確保といった課題に対し、空の移動が大きく貢献できるとされています。そらとぶタクシーは、これらの課題に対処するために、自治体や商業施設との協力を強化し、新しい空の移動サービスの提供を目指します。
特に、防災や救援活動など、多様な利用シーンにおける可能性についても検討を進めるとのこと。国内外の機体メーカーや投資家との連携を図り、より広範なネットワークを築くことで、事業の拡大を図る方針です。
代表のコメント
そらとぶタクシー株式会社の代表である寶上卓音氏と寶上和音氏は、今回の出資が資金面だけでなく、大阪の地域金融機関や行政からの信頼を得る大きなステップであると語っています。空飛ぶタクシーは新たな乗り物としてだけでなく、都市のインフラや地方創生の鍵となる存在になることが期待されています。
今回の出資をきっかけに、さらなるパートナーシップの構築、そして空飛ぶタクシーが一般の交通手段として広く利用されることを目指し、活動を続けていくとのことです。
まとめ
そらとぶタクシー株式会社による空飛ぶタクシー事業は、地域活性化を経済成長と結びつける新しい試みにのります。今後の動きに注目が集まる中、その実現に向けた取り組みが加速しています。