タグ・ホイヤー、環境配慮へ
2010-12-03 11:31:36

レオナルド・ディカプリオのインスピレーション!タグ・ホイヤー、環境配慮型本社へ大規模太陽光発電システム導入

レオナルド・ディカプリオの環境意識が、タグ・ホイヤー本社を革新!



スイスの高級時計ブランド、タグ・ホイヤーが、環境保護への取り組みを大きく前進させました。その原動力となったのは、ブランドアンバサダーである世界的俳優、レオナルド・ディカプリオの強い環境意識です。

ディカプリオの訪問をきっかけに、タグ・ホイヤーは本社工場の屋根に大規模な太陽光発電システムの設置を決定。スイス西部のラ・ショー・ド・フォンにある4棟の本社建物に、500枚以上のソーラーパネルが設置され、年間10万キロワットの発電が見込まれます。これは、スイスの民間企業としては最大規模のソーラーパネル導入となります。

環境配慮への取り組みを加速



このプロジェクトは、単なる太陽光発電導入にとどまりません。タグ・ホイヤーは、スイスのエネルギー供給会社ビテオ社、環境コンサルティング企業プラネール社と連携し、持続可能な開発目標を追求しています。

プロジェクトの背景には、タグ・ホイヤーの長期的な環境戦略があります。企業としての社会的責任を果たすだけでなく、環境問題への積極的な姿勢を明確に示すことで、持続可能な未来への貢献を目指しています。

ディカプリオ氏の影響



2010年3月、ディカプリオ氏がタグ・ホイヤー本社を訪問したことが、このプロジェクトの大きな転換点となりました。ディカプリオ氏の強い環境保護への想いは、タグ・ホイヤーの経営陣に大きな影響を与え、環境への配慮をより一層強化する契機となりました。ディカプリオ氏は、単なるブランドアンバサダーではなく、タグ・ホイヤーの環境保護活動における重要なパートナーとして存在感を示しています。

未来への投資



75万スイスフランという多額の投資は、タグ・ホイヤーの環境への強いコミットメントを物語っています。ソーラーパネルは、環境への負荷を最小限に抑えるため、欧州企業から調達されました。

タグ・ホイヤーCEOジャン=クリストフ・ババン氏は、「この発電量は、テスラ・ロードスターで40万キロ走行できる電力量に相当します。これは、先日完遂したタグ・ホイヤー・テスラ・ロードスター世界一周ツアーの走行距離の10倍以上になります。」とコメント。環境保護への取り組みが、単なるCSR活動ではなく、企業の未来を担う重要な戦略であることを示しています。

環境への貢献



このプロジェクトは、タグ・ホイヤーの環境への貢献を大きく前進させるだけでなく、スイスにおける再生可能エネルギー利用の促進にも繋がります。タグ・ホイヤーは、今後10年間で温室効果ガス排出量を17%削減するという地域環境目標達成にも貢献し、京都議定書目標達成への貢献も目指しています。

150周年を迎えたタグ・ホイヤーの新たな挑戦



創業150周年を迎えたタグ・ホイヤーは、革新的な時計製造技術だけでなく、環境保護という新たな挑戦に取り組んでいます。レオナルド・ディカプリオ氏とのパートナーシップを通して、環境保全への意識を高く持ち続け、持続可能な社会の実現に貢献していく姿勢を示しています。この取り組みは、高級時計ブランドの枠を超え、企業としての責任を果たす、未来に向けた大きな一歩となります。

会社情報

会社名
LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン株式会社 タグ・ホイヤー
住所
東京都千代田区平河町2-1-1
電話番号

トピックス(経済)

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