アドベンチャーワールドと立命館大学の連携が生み出す学びの場
株式会社アワーズが運営するアドベンチャーワールドは、立命館大学と手を組み、産学連携を進めています。この共同の取り組みは、学術研究や地域社会の発展を目指しているだけでなく、次世代の人材育成にも貢献しています。
D&I経営をテーマにしたヴィジョン特殊講義
2025年度には「アドベンチャーワールドにおける企業経営と人財育成」をテーマにしたヴィジョン特殊講義が開講されます。この講義では、テーマパーク経営のさまざまな課題や人材育成について学びます。全14回の講義の中で、アドベンチャーワールドの経営層やスタッフが実際に特別講義を行い、学生のまなざしを深める場を提供します。
このプログラムでは、グループワークやディベート形式を取り入れており、学生たちは自分の考えを整理し、仲間との意見を交わすことで、実践的な知識を身につけることができるのです。また、D&IやSDGsといった現代のテーマにも触れながら、積極的に考える力を養います。
講義内容の概要
講義は段階的に進行し、致力すべきトピックには自らの目的や理念、企業理念の実践、社会的課題を解決するための方法などが含まれています。具体的な講義スケジュールは以下の通りです:
- - 1回目 (4月9日): 企業と個人の目的
- - 2回目 (4月16日): D&Iと理念(パーパス)経営
- - 3回目 (4月23日): 体感型企業説明
- - 4回目 (4月30日): アワーズの理念とその実践
- - 5回目 (5月7日): 人財育成とチームビルディング(社員のSmile創造①)
そして、12回目には「社会における自分の存在を定義する」という内容が予定されており、学生たちは自らの価値観と仕事の意義について考える機会が与えられます。
今後の展望
アドベンチャーワールドと立命館大学は、今後さらに密接に連携を図る計画を持っています。2024年度には「アドベンチャーワールドの飼育現場からの学び」、2025年度には「アドベンチャーワールドと社会問題解決」といった新たな講義を設ける予定です。それぞれの年度において、現場での経験や知識を活かしたレッスンが用意されています。
立命館大学との包括連携
このような取り組みは、立命館大学との包括連携協定締結に基づいて展開されています。両者は地域の教育の活性化やフィールドワークプログラムの強化を目指し、互いのリソースを生かした連携を進めています。アドベンチャーワールドは、地域の資源を活用しつつ、学び舎としての役割を果たしています。
SDGsへの取り組み
アドベンチャーワールドは、SDGsにも真剣に取り組んでいます。「すべての生命にSmileが溢れる未来」というビジョンのもと、訪れる人々や動物たちにとって心地よい環境作りを追求しています。このような目標を意識しながら、学生たちは企業経営や人材育成を学び、社会的な課題にも敏感となるでしょう。
アドベンチャーワールドと立命館大学が生み出す学びの場は、実践的な知識を得るだけでなく、将来にわたって持続可能な社会を築くための礎となることでしょう。