自衛官の新戦略
2024-09-30 16:53:33

元航空自衛官が語る、自衛隊員のキャリア形成とAI時代の展望

自衛官からの成功の道: 転職支援の新たな視点



元航空自衛官の八木俊行氏は、9月12日、航空自衛隊高畑山分屯基地にて「自衛官のための新・キャリア戦略」と題した講演を行いました。彼は現在、大手外資系企業の管理職として活躍しつつ、自衛官専門のキャリアアドバイザーとしても尽力しています。

この講演は、基地司令との旧知の関係を生かして実現しましたが、聴衆の多くは、転職を考える自衛官たちです。一般的に、自衛官の転職は難しいとされていますが、八木氏はその常識を打破しています。

転職の壁を越える



自衛官の多くは、「自衛隊の経験は特殊で民間では通用しない」との先入観を持っています。確かに、特殊な技能や資格が求められる場面もありますが、八木氏は、自衛隊の業務が民間のスキルと重なる部分が多いことを示しています。彼自身も特別な資格や経験はありませんでしたが、努力と戦略を通じて大手外資から内定を勝ち取りました。

八木氏は、他の自衛官たちにも、特別なスキルがなくても転職に成功する可能性があることを証明し、その後、同期や後輩の転職支援を行う中で、多くの成功者を輩出しています。

彼が提供する転職サポートは、「年収を上げながら、リモートワークなどの希望条件も実現する」もので、実際に成果を上げた事例が続出しています。

体験を基にした講演内容



講演で八木氏は、自身の転職活動における挫折や、56歳での初めての転職に関する経験を共有し、さらには「世界最大手の外資企業から内定を獲得するための言語化術」についても触れました。彼は、自衛官としての経験を通じて得た知識を、現代の求職市場における実践的な手法に結びつけ、聴衆に具体的な方法を提示しました。

特に「AI時代に通用するアナログなキャリア構築モデル」の重要性を説き、組織が目指す目標を達成するための共通点として、自衛官の強みを活かすことができると語りました。講演後には、「資格を取ることが当たり前だと思っていた」「再就職への不安が和らいだ」との声が上がり、一方で「このままではダメだと感じた」「本気で準備が必要だ」との気付きもあったようです。

今後の展望とメッセージ



現在、自衛隊では入隊者の不足や退職者の増加、将来への不安が蔓延していますが、八木氏は「自衛隊の業務は民間企業でも通用する」と強調しています。彼は、キャリアの可能性を広げるためには、自衛隊での経験を真摯に活かすことが重要だと考えています。

八木氏は今後も、自衛官向けのキャリア支援を継続し、さらなる成功事例を増やしていく意向です。また、講演の内容は動画として記録され、希望者には無償で配布される予定です。自衛官たちの新たなキャリアパスを切り拓くための八木氏の挑戦に、今後もぜひ注目したいところです。

八木俊行氏のプロフィール



八木俊行氏は、防衛大学校第52期生として2008年に航空自衛隊に入隊し、整備幹部として勤務。米国不発弾処理課程や指揮幕僚課程を履修後、2020年に退職し、現在は大手外資系でシニアマネージャーを務める一方で、自衛官専門のキャリアアドバイザーとして活躍しています。


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会社情報

会社名
自衛官専門キャリアアドバイザー
住所
兵庫県西宮市甲子園口3-13-17
電話番号
090-1690-9432

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