アルティウスリンクがジェネシスとの提携を発表
アルティウスリンク株式会社(以下、アルティウスリンク)は、国内初となるビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)プロバイダー契約を、ジェネシスクラウドサービス株式会社(以下、ジェネシス)と締結したことを発表しました。この契約により、アルティウスリンクのデジタルコンタクトセンター基盤「Altius ONE for Support」には、ジェネシスの提供する「Genesys Cloud™」が採用されます。
アルティウスリンクとジェネシスの相互の利点
アルティウスリンクは、全国に約100か所の拠点と、57,000人以上の人材を擁する大規模なコンタクトセンターの運営実績を持っています。一方、ジェネシスは、AIを駆使し、エクスペリエンスオーケストレーションのリーダーとして、グローバル市場でに強みを持っています。
この提携においては、両社の技術力や知見を融合し、企業の顧客体験向上やビジネス成長に寄与することを目指しています。
「Altius ONE for Support」の概要
2024年5月には、「Altius ONE for Support」のリリースが予定されています。このサービスは、アルティウスリンクが提供する高品質なオペレーションに加え、クラウドサービスを活用したデジタルコンタクトセンターの機能を展開します。
「Altius ONE for Support」では、顧客からの問い合わせデータを分析し、具体的な課題解決策をワンストップで提案します。この新しいサービスは、コンタクトセンター業務を利益を生み出すプロフィットセンターへと進化させる理念のもとに設計されています。
Genesys Cloudのメリット
ジェネシスが提供する「Genesys Cloud」は、すでに世界中で6,000社以上に導入されている実績があります。このプラットフォームは、高度なAI機能と分析機能を搭載し、顧客との接点をパーソナライズし、エンゲージメントを高めるための各種機能が整っています。
さらに、「Genesys Cloud」は、顧客データの安全を確保するため、ISO 27001やPCI DSSなどの重要な認証を取得しており、厳格なセキュリティ管理が行われています。これにより、顧客データを安全に保ちながら、より質の高いサービスを提供することができます。
新たなビジネスモデルの創造
今後、アルティウスリンクはジェネシスの最新テクノロジーを活用して「Altius ONE for Support」の機能を深化させ、顧客体験や従業員の業務効率を向上させることを目指しています。具体的には、カスタマーサポートのみならず、マーケティングやセールス、カスタマーサクセスにおける顧客接点の改善を図り、新たなビジネスモデルの創出へと繋げていきます。
この戦略により、LTV(顧客生涯価値)の向上や、業界のベストプラクティスの共創を目指しています。アルティウスリンクは、常に変化する顧客ニーズに応えるため、高品質のサービス提供と最新のデジタル技術を融合させ、新しい時代のカスタマーエクスペリエンスを創出していくことでしょう。
アルティウスリンクについて
アルティウスリンクは、KDDIと三井物産の共同出資による企業で、それまでの経験やノウハウを活かし、コンタクトセンター事業やバックオフィス業務を中心に、幅広いBPOソリューションを提供しています。彼らの目標は、顧客企業の真の課題を解決し、事業成長を実現することです。
詳細なサービスに関しては、公式ウェブサイトを通じて確認することができます。