ファンと共創する国産綿の未来「コットンバンク」設立の意義

国産綿への新たな挑戦

オーガニックコットンブランド「PRISTINE（プリスティン）」が、2025年5月に新たに始める取り組み「CoTToN BANK（コットンバンク）」についてお知らせします。このプロジェクトは、ファンの皆さんと共に国産綿の未来を切り拓くことを目的としています。プリスティンを運営する株式会社アバンティ（本社：東京都新宿区、代表：奥森秀子）が展開するこの取り組みは、国産綿のサスティナブルなライフスタイルの提案として注目されています。

きっかけは「5.10コットンの日」

この「コットンバンク」のアイディアは、2015年にさかのぼります。その年、プリスティンは毎年恒例の「5.10コットンの日」に、店舗の顧客や学校、福祉施設に綿の種を配布していました。徐々にお客様が自宅で育てた綿を持参してくれるようになり、次第に「この綿を活かして製品を作れば、もっと喜んでもらえるのではないか」という思いが芽生えました。

CoTToN BANKの新しい仕組み

「CoTToN BANK」は、育てた綿や役目を終えたプリスティン製品を店舗に持ち込むことでポイントを獲得し、貯まったポイントに応じて特別な国産綿製品と交換できる仕組みです。これにより、ファンの皆様とのつながりやブランドへの理解が深まることを目指しています。また、参加者限定のイベントも開催し、綿を育てることの意義や製品の背景にあるストーリーを身近に感じてもらえるよう努めます。

アバンティコットン倶楽部との連携

前述の通り、この取り組みは2011年から始まった「国産綿復活プロジェクト」の延長線上にあります。特に2021年には「アバンティコットン倶楽部」を設立し、全国の仲間と共に国産綿の栽培に取り組んでいます。このプロジェクトのゴールは、日本の繊維自給率をゼロから1％へ引き上げ、2030年には生産した綿の2％をプリスティン製品に使用することです。