音と映像が融合するインタラクティブな学びの場
一般社団法人フリーBGM協会は、2025年9月29日から10月2日まで「動画クリエイト甲子園 オープンセミナーWEEK」をオンラインで開催します。このセミナーでは、放送番組での音付けの専門家であるSound Bricksの上野大氏と共に、「映像に“音”のチカラを!著作権の基礎と音付け講座」を行います。ここでは、参加する中高生たちが音楽の重要性について学ぶ絶好の機会を提供します。
セミナーの概要
「動画クリエイト甲子園」は、カンコーマナボネクト株式会社が主催する全国規模の動画コンテストで、企画から編集までを中高生だけで行う取り組みです。フリーBGM協会は、マナビパートナーとしてこのイベントに協力し、フリーBGMの利用方法やその重要性について教育リソースを提供しています。
今回のオープンセミナーでは、フリーBGMと一般楽曲の管理方法の違い、さらに効果的なBGMの活用法について講義が行われます。コンテンツ制作における音楽の使用に関しては多くの知識が不足しているため、意図せず著作権に関するトラブルに巻き込まれるケースも少なくありません。このセミナーは、そうしたリスクを軽減し、「映像」という作品において音の力を最大限に引き出すための方法を示すことを目的としています。
対象者と参加情報
オープンセミナーは全国の中高生や教職員を対象にしており、参加費は無料です。参加申込は、公式サイトを通じて行えるため、興味のある方は早めの申し込みをお勧めします。申込締切は9月26日となっているため、注意が必要です。
具体的なプログラム
セミナーは10月1日(水)17時から18時までの1時間にわたり、音楽著作権の基礎知識から始まり、初心者でも分かりやすい音付けのテクニックが詳述されます。音楽のプロである上野氏は、テレビのバラエティ番組などで豊富な経験を持ち、独自の視点から音楽の重要性を伝えます。
学校教育への影響
この取り組みは文部科学省が推奨する「総合的な探究の時間」にも関連し、学校教育の場においても取り入れられることが期待されています。中高生が自らの表現をする際に音楽を正しく理解し、活用できるようになることで、映像制作のみならず、幅広いクリエイティブなスキルを身につける機会を提供しています。
フリーBGM協会の役割
一般社団法人フリーBGM協会は、フリーBGM作曲家と利用者間の安心・安全な音楽制作環境を提供することを目指しています。協会は新たな音楽利用の形を築き上げるために様々な活動を展開しており、今回のオープンセミナーもその一環として位置づけられています。
音楽と映像を結びつける新たな行動がここから始まります。音楽の力を感じ、映像制作の可能性を広げるこのセミナーに、ぜひご参加ください。