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グリーンコープの配送方針が大きく変わる

近年、持続可能な社会の構築が求められる中、グリーンコープは新たな方針を打ち出しました。これまで、共同購入の組合員には紙の販売カタログ『カタログGREEN』が毎回送付されていましたが、これには紙資源が大量に消費されているという側面があります。これに対処するため、グリーンコープは紙カタログの配送を一部見直すことを決定しました。

オンライン注文の導入

グリーンコープでは、専用のアプリやウェブサイトを通じて、組合員がオンラインで商品を注文できる仕組みを整えてきました。これにより、オンラインでの注文が一定の割合に達したため、今月からは「紙のカタログ配送を希望しない」という選択肢が追加されました。この変更により、グリーンコープはさらに紙資源の削減を進めることができます。同時に、アプリやウェブを使えない方々には、従来どおり紙のカタログを利用した注文が可能です。

OUR GREENプロジェクトの推進

グリーンコープの取り組みは、紙資源の削減だけにとどまりません。「OUR GREEN」と名づけられたこのプロジェクトは、温室効果ガス排出ゼロを目指す壮大な目標を掲げています。2027年までに事業で排出する温室効果ガスをゼロにすることを目指し、そのための具体的な施策に積極的に取り組んでいます。例えば、電気自動車（EV）の導入や、二酸化炭素を排出しない電力の使用、国産品の充実を進めることで、輸送に伴う温室効果ガスの削減を図っています。また、リユースやリサイクルの促進を通じても、環境負荷の軽減に努めています。

組合員とともに進むカーボンニュートラル

グリーンコープは、無理をせず不便なくカーボンニュートラルを達成することを目指しています。このため、「我慢」や「がんばり」というキーワードではなく、楽しく持続的に環境保護に取り組めるような仕組み作りが重要視されています。OUR GREENのロゴには「あなたが加わって、カーボンニュートラルは完成する」という思いが込められています。

地域に根ざした協同組合の活動

グリーンコープは、2018年に設立された一般社団法人で、九州や近畿、中国、福島にある多くの生協や団体と連携して活動をしています。その目的は、安心・安全な食を子どもたちに届けると同時に、地域の豊かさを育むことです。母親たちの想いから始まったこの運動は、地域の信頼を得ながら、今後も持続可能な社会の実現に向けた活動を進めていくことでしょう。

まとめ

グリーンコープの新しい方針は、紙資源を大幅に削減し、オンラインでの利便性を高める取り組みであることが明らかとなりました。この動きは、温室効果ガス削減の一環として行われており、持続可能な社会を目指す上で重要なステップとなるでしょう。これからもグリーンコープの活動は、地域に根ざした形で進化していく部分に期待が寄せられています。

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