第6回「松田妙子賞」応募開始!
生涯学習開発財団が、2026年1月15日まで第6回「松田妙子賞」の応募を受け付けています。これは、個人や企業、団体が生涯学習の発展に寄与した活動を評価し、社会にその意義を広めることを目的とした賞です。具体的には、各受賞者には盾と表彰状、さらには賞金として100万円が授与されます。
本賞は2020年に設立されて以来、毎年さまざまな分野で活躍する貢献者を表彰してきました。その中には、医療分野での活動やスポーツ支援、高齢者教育など、多岐にわたります。例年、受賞者の選考は厳正に行われ、多様な背景を持つ応募者が対象となります。
松田妙子氏の思想
本賞の名前に冠されている松田妙子氏は、財団の元理事長でもあり、約40年にわたって生涯学習の推進に従事してきました。彼女は「人は感動する心を失わず、学び続ける限り年齢に囚われることはない」との信念を持ち、学びが人と社会を豊かにすると考えています。この思想が「Share Your Happiness!」という賞のテーマにも色濃く反映されており、社会への恩返しの精神を根底に持っています。
応募対象と方法
応募は自薦、他薦を問わず可能で、個人や団体が対象です。応募する際には、名前、活動履歴、写真などをウェブサイトや報告誌に掲載することに同意する必要があります。また、選考は財団理事会の承認を得た選考委員によって行われます。応募方法については財団のウェブサイトから直接情報を取得できます。
過去の受賞者たち
これまでの受賞者は個々にユニークな取り組みを行っており、それぞれの活動が社会に大きく寄与しています。
- - 2020年度: 医療・健康社会研究所の坪倉正治氏は、東日本大震災の医療支援で高く評価されました。
- - 2021年度: スペシャルオリンピックス日本の有森裕子理事長は、知的障害のある人々にスポーツの場を提供する活動を称賛されました。
- - 2022年度: 飛田洋悟氏は高齢者教育に特化し、年齢にとらわれない学びを推進しています。
- - 2023年度: 尾崎章彦医師は地域医療の維持に向けた戦略で受賞しました。
応募スケジュール
応募締切は2026年1月15日、結果発表は同年3月末を予定しています。また、春には表彰式も行われ、選考された受賞者は参加が求められます。受賞者への連絡は、選考の結果に基づいて行われます。
生涯学習開発財団はこの賞を通じて、社会の進歩に寄与する優れた活動を広く認知させたいと考えています。皆さんの創造的な取り組みが多くの人々に影響を与えることを期待しています。応募に関する詳細は、公式サイトにてご確認ください。