SHUKUBAプロジェクト
2022-03-03 15:00:55
地域と宿泊業が結ぶ未来俯瞰『SHUKUBAプロジェクト』始動!
宿泊業を通じた新たなまちづくりを目指して
株式会社宿場JAPAN(東京都品川区)は、地域といっしょに宿泊業を活用したまちづくりプロジェクト『SHUKUBAプロジェクト』を始めました。プロジェクトの第一弾として、書籍『ゲストハウスがまちを変える: エリアの価値を高めるローカルビジネス』を学芸出版社より4月3日に発売します。この書籍では、全国200軒以上のゲストハウスの取材をもとに、地域と宿泊業の相互関係を考察し、どのように地域の価値を向上させていくのかを詳しく解説しています。
宿場JAPANのコンセプト
宿場JAPANは2009年に創業し、外国人向け宿泊施設の開業をきっかけに、地域と文化の交流を促進する宿を構想しました。その理念に『SHUKUBA』という名が与えられ、この言葉には多様な文化を互いに尊重し合うコミュニティーの形成が込められています。今回のプロジェクトは、まさにその理念を具現化するものです。これまで、品川エリアを中心に宿泊業の発展を支える取り組みを行ってきた宿場JAPANは、地域との連携をさらに深めていくための新たなステージに進んだといえます。
書籍の内容とイベントの詳細
新たに出版される書籍『ゲストハウスがまちを変える』では、ゲストハウスカルチャーの歴史に始まり、地域に根ざした宿泊事業の運営方法や成功事例が紹介されています。行政や地域団体、観光業に興味がある方、さらにはゲストハウスの開業を目指す人たちには必見の内容です。この書籍の発売に合わせて、オンラインイベントも開催され、著者や専門家たちがゲストハウスの役割や地域開発と観光の関係について語ります。
オンラインイベントは3回にわたり、田村太郎さんをゲストにした「多様性のあるまちづくり」に関するセッションや、倉石智典さん、大久保泰祐さんを招いての、空き家と宿泊の関係を考えるトークセッションが行われます。最終的には、宮崎晃吉さんと前田有佳利さんをゲストに迎え、withコロナ時代の宿泊業にあるべき姿について議論を進めます。
未来に向けた展望
『SHUKUBAプロジェクト』は今後も多岐にわたる取り組みを進めていく予定で、ゲストハウスや一棟貸しの宿の開業支援、中小規模の宿泊施設の運営受託などを展開し、地域に根ざしたまちづくりの担い手となることを目指します。
地域と宿泊業が一体となることで、新たな価値の創造と魅力的なコミュニティの形成を進める宿場JAPANのこのプロジェクトに、ぜひご注目ください。
会社情報
- 会社名
-
株式会社宿場JAPAN
- 住所
- 東京都品川区北品川1-22-16
- 電話番号
-
03-6712-9440