スタジオブロスが実現する新たな3DCGデータ変換サービス
株式会社スタジオブロスは、東京都港区に本社を置く企業で、3DCG制作の効率化を図る新しいサービスを提供開始しました。2025年9月25日から正式に法人向けの3DCGデータ変換サービスをスタートしました。
メタバース市場の成長とニーズ
最近、日本のメタバース市場は急激に成長しており、2024年度には2,750億円、2028年度には約1兆8,700億円に達すると見込まれています。この中で、ゲームエンジンを利用したリアルタイムアセットのニーズが高まっていますが、国内では供給が不足しがちです。また、既存の3DCGアセットをリアルタイムアセットに転用する際には、工数や専門スキルが求められるため、課題となっています。
スタジオブロスの取り組み
こうした市場の声を受け、スタジオブロスは2024年11月より試用サービスを開始し、数か月間にわたってサービスの品質とフローの改善を行なってきました。最新のデータ変換サービスでは、オンラインでアセットの依頼から見積もり、プレビュー、データ取得までをスムーズに一貫して行えます。
フレンドリーなサービスフロー
具体的に、Mayaで作成した3DCGアセットをUnreal Engineで軽快に使用可能なリアルタイムアセットに変換する仕組みを構築しています。このサービスにより、業界の専門家でなくとも、3DCGアセットを容易に活用できる環境が整います。バックグラウンドはバーチャルプロダクション向けや、テレビ番組、VR/MR、メタバースコンテンツと多岐にわたります。
初回利用者への特別キャンペーン
更に、このサービス開始を記念し、初回利用者を対象とした無料キャンペーンも実施中です。条件を満たす法人の方々に対し、アセットの変換を1回のみ無料で提供します。これは法人ドメインを持つ初回利用者に限られるので、興味のある方は早めの利用をお勧めします。
スタジオブロスのビジョン
今後スタジオブロスは、リアルタイムCG映像制作において高品質かつ迅速なビジュアライゼーションを実現することで、バーチャルプロダクションやXR分野の発展に貢献していくことを目指しています。
サービス概要
- - 対象: 法人
- - 受入データ: Autodesk Maya (2020-2023)とAutodesk Arnoldによるデータ
- - 変換データ: Unreal Engineで展開可能な形式
- - 基本利用料金: 1アセットあたり2,000円から
また、3DCGデータ変換専用のウェブフォームから利用登録が可能。審査完了後、利用に関する案内が送付されます。
会社情報
株式会社スタジオブロスは2019年に設立し、B2B市場向けにリアルタイムCG制作や制作フローの構築を行っています。これからも新しいサービスを通じ、業界の進化に寄与することを期待して待ち望んでいます。