新技術「TerraceAir™」
2026-09-15 08:22:03

新技術「TerraceAir™」で猛暑対策に挑む福岡の建築企業

新技術「TerraceAir™」で猛暑対策に挑む福岡の建築企業



福岡市に本社を置く株式会社セイコー・エステート&ディベロップメントが、自然界に存在する「1/fゆらぎ」からインスパイアを受けた新しい気流発生システム「TerraceAir™(テラスエア)」を特許・商標出願した。これは、猛暑対策として室内の快適性を向上させるための新たな取り組みであり、同社の次世代建築技術の象徴的な存在になりつつある。

TerraceAir™の構想



TerraceAir™は、一定ではなく変化のある気流を室内に生み出すことを目指す技術。従来の空調設備のように機器を目立たせるのではなく、建物の設計に通風経路を組み込むことが考慮されており、これによってより自然な空気の流れを実現する。これにより、居住空間やビジネス環境における快適性が高まることが期待されている。

特に、強さや方向に変化がある気流を通じて、建築と空気環境の設計を一体として捉える新たな発想が重要視されている。この考え方は自然界に見られる風の動きに近く、変化に富んだ心地よい空間を提供することを目指している。

セイコー・エステートの技術開発への思い



セイコー・エステートでは、このTerraceAir™の開発が特許第二号出願にあたる。以前に特許を取得したCoolSkin®が「熱」に関連した技術であったのに対し、TerraceAir™は「風」に焦点を当てたものであり、今後の建築技术に求められる新たな側面を切り開いていく。「熱」と「風」に関する技術を自社で考え、開発することは、私たちの技術開発の原動力です」と、代表取締役の髙木政利氏は述べている。

開発プロセスと今後の展開



今後は、TerraceAir™の計画段階からスタートし、以下のプロセスを進めていく予定だ。
  • - 技術の構想化:どのように気流を生み出し、通風経路を設計するか。
  • - 知的財産化:特許や商標出願の手続きを進めてそれを保護。
  • - 設計・開発:具体的な設計図を作成し、試作を進める。
  • - 性能検証:実際にテストを行い、技術としての有用性を確認。
  • - 改良:検証結果に基づいて情報を修正し、最終的な技術を確立。

これらのステップを経て、TerraceAir™は建物の一部として組み込まれ、実際の使用環境において効果的に機能することを目指す。

ターゲット空間の多様性



TerraceAir™の活用が想定されているのは、ホテルやオフィス、ラウンジなどの意匠が重視される空間だ。これらの空間で長時間過ごす人々にとって、心地よい風の流れは快適さに大きく寄与する。「建築と設備を分けるのではなく、空気まで含めた設計が求められています」と髙木氏は強調している。

地域貢献の姿勢



福岡を基盤にする経営方針の中で、地元のニーズに応える技術開発を進める姿勢も見逃せない。地域の気候や文化に根ざした建築技術が、より快適な住環境やビジネス環境を提供できると考えている。今後もセイコー・エステート&ディベロップメントは地域の発展とともに、持続可能な建築技術を追求していく。

今後の期待



TerraceAir™はまだ完成された技術ではないが、その実用化に向けた取り組みが進行中である。初期の研究・開発段階として、多くの研究機関や企業との連携を検討しており、さらなる成果につながることが期待されている。

これから、施設運営者や設計事務所、設備メーカーと共同で新たな技術構想を実現に向けた道のりを進んでいく予定だ。最終的に、TerraceAir™のイノベーションによって、居住者や利用者にとってより良い環境が提供される未来が訪れることを願うばかりである。


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会社情報

会社名
株式会社セイコー・エステート&ディベロップメント
住所
福岡県福岡市中央区今泉1丁目6−1岩田屋三越今泉ビル 7階
電話番号
092-452-0010

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