補聴器と脳トレで新たな聞く力を育む『キクモア』の可能性
株式会社neumoが提供する聴覚トレーニングアプリ『キクモア』の登場により、補聴器と脳の聞く力のハイブリッド活用が期待されています。このアプリの魅力や聴覚ケアの未来について詳しくご紹介します。
『キクモア』とは?
『キクモア』は、脳の可塑性に着目した新しい聴覚トレーニングアプリです。年齢や環境に関係なく、音の聞き分け能力を向上させることを目指しており、特に加齢性難聴や雑音環境での聞き取りに課題を持つ人々に向けて開発されました。このアプリは、音を聴くだけでなく、脳がその音をどのように処理するかにフォーカスし、聞く力の根本的な改善を目指しています。
実際に、慶應義塾大学病院との共同研究によって得られた参加者からは、「家族との会話で聞き返しが減った」「テレビの音量を下げられるようになった」といったポジティブなフィードバックが寄せられています(ただし、個人差があります)。
開発の背景:音楽と脳科学の融合
『キクモア』の開発者であるCEOの若林龍成氏は、脳科学との出会いからこの事業を始めました。彼は、ブレインテックに関する研究を進める中で、音楽と脳の相関性に強い興味を持ち、音感を鍛えるサービス「PitchOn」を開発しました。この経験が、聴覚ヘルスケアに特化した事業へとつながったのです。
補聴器とのハイブリッド活用
補聴器業界では、技術革新が進む一方で、普及率が欧米に比べて低いという課題があります。特に日本では、補聴器を使用することで得られるポジティブな変化が見込まれているにも関わらず、検査への心理的ハードルや購買後のサポートが不十分な点が問題視されています。
例えば、Boots Hearingcareの調査によると、補聴器を使用することによって「社会場面でラクになった」と感じる人が78%、「会話が楽になった」と答えた人が52%もいることが分かっています。しかし、多人数環境や騒音下での聞き取りには依然として難しさが残ります。このような場合に『キクモア』を併用することで、補聴器の効果がさらに向上する可能性があります。実際に、補聴器ユーザーからは「同じ補聴器なのに聞こえ方が変わった」との声も寄せられています。
連携相談窓口の開設
neumoは、補聴器販売店やメーカーとの連携を強化するため、2026年9月15日より相談窓口を開設しました。この窓口では、補聴器との併用に関する説明資料やホワイトペーパーなどが提供されます。店舗や事業者が情報を共有し、顧客向けのセミナーなども共同で開催できる機会が提供されます。
シニア世代の健康意識の変化
最近の調査によると、日本国内ではシニア世代の健康維持への意識が高まっています。シニア市場は急成長しており、元気な生活を送ろうとする傾向が強まっています。英国の医学誌でも、難聴が修正可能な認知症リスク因子とされ、早期に補聴器や聴覚トレーニングなどの対策を取ることが重要だとされています。
neumoは、こうしたニーズに応えるべく、補聴器と『キクモア』を組み合わせることで、シニア世代の健康に貢献し、生活の質を向上させることを目指しています。これからの聴覚ケアにおける革新を期待しましょう。
株式会社neumoについて
neumoは、脳科学と技術を融合したブレインテック領域のスタートアップとして、聴覚トレーニングアプリ『キクモア』を開発・提供しています。補聴器ユーザーに新たな選択肢を提示し、QOLの向上に寄与することを目指しています。興味のある方は、ぜひ公式サイトをご覧ください。