MIC、酵素開発企業に投資
2024-04-25 13:00:01
ベンチャーキャピタルMIC、バイオテクノロジー分野に新たな投資!酵素開発スタートアップ「digzyme」へ出資
ベンチャーキャピタルMIC、バイオテクノロジー分野に新たな投資!酵素開発スタートアップ「digzyme」へ出資
モバイル・インターネットキャピタル株式会社(以下MIC)は、同社が運用するMIC5号ファンドより、バイオテクノロジー分野のスタートアップ企業である株式会社digzymeに出資したことを発表しました。
MICは、これまでデジタルテクノロジー分野を中心に投資を行ってきましたが、近年は、デジタルテクノロジーを駆使することで社会課題解決に貢献するディープテック分野への投資にも注力しています。今回のdigzymeへの出資も、その戦略の一環として行われたものです。
株式会社digzymeとは?
株式会社digzymeは、東京工業大学発のスタートアップ企業で、「世界を変える酵素を、迎えに行こう。」をミッションに掲げています。同社は、バイオインフォマティクス技術を活用することで、従来のトライアンドエラーを繰り返す必要があった酵素開発を、短期間かつ効率的に行うことができる技術を保有しています。
digzymeの技術は、酵素の産業利用の可能性を大きく広げると期待されています。酵素は、食品、医薬品、化学品など、幅広い産業で利用されており、近年では、環境問題やエネルギー問題の解決にも役立つことが期待されています。digzymeの技術によって、より高機能な酵素が開発されれば、これらの課題解決に大きく貢献すると期待されています。
MICが出資を決めた理由
MICは、digzymeの持つ高度なバイオインフォマティクス技術に注目し、今回の出資を決めました。MICは、digzymeの技術が、従来の酵素開発における課題を解決し、酵素産業の革新につながると考えています。
digzymeが取り組むこと
digzymeは、今回の出資により、高機能な酵素ライブラリ「digzyme Designed Library」の構築に向けた開発を開始します。
従来の産業用酵素開発は、微生物の培養や精製など、時間とコストがかかる工程が多数ありました。そのため、新しい酵素の開発には、長い年月と多大な費用が必要でした。
digzymeは、バイオインフォマティクス技術を活用することで、これらの工程を大幅に短縮することが可能になります。さらに、digzyme Designed Libraryの開発により、従来よりも容易に新しい酵素プロダクトを試せるようになり、ニーズに合わせたアプリケーション開発を迅速に進めることができます。
期待される未来
digzymeは、バイオインフォマティクス技術を活用することで、酵素開発の効率化とスピードアップを実現し、酵素産業の革新に貢献すると期待されています。MICは、digzymeの技術によって、酵素がより幅広い分野で利用されるようになり、社会課題解決に貢献すると考えています。
会社概要
株式会社digzyme
所在地:東京都港区新橋1丁目16番地6 新橋柳屋ビル5階
代表者:代表取締役 渡来 直生
設立日:2019年8月26日
事業内容:バイオインフォマティクスによる酵素開発、化合物生産及び分解のバイオプロセス開発
HP:https://www.digzyme.com/
モバイル・インターネットキャピタル株式会社
所在地:東京都千代田区霞が関3-2-5 霞ヶ関ビル4階
代表者:代表取締役 海老澤 観
設立日:1999年11月11日
事業内容:ベンチャーキャピタル事業
HP:https://www.mickk.com/
会社情報
- 会社名
-
モバイル・インターネットキャピタル株式会社
- 住所
- 千代田区霞が関霞が関3-2-5霞が関ビル4階
- 電話番号
-