信濃屋の新業態「cask」開業
2024-01-15 14:50:02
虎ノ門ヒルズに新業態!老舗スーパー信濃屋が提案する未来型フードマーケット「cask」
虎ノ門ヒルズに誕生した、未来型フードマーケット「cask」
創業93年を迎える老舗スーパーマーケット「信濃屋」が、2024年1月16日、東京・虎ノ門ヒルズのステーションタワー地下1階に、新業態店舗「cask(カスク)」をオープンしました。単なるスーパーマーケットの枠を超え、レストランと融合した複合型フードマーケットとして、現代の都市生活者に向けた新しい食の提案を行っています。
「樽」をイメージした、サステナブルな空間
「cask」という店名は、古くからサステナブルな素材として用いられてきた「樽」から着想を得ています。それは、信濃屋が代々受け継いできた伝統的な技法や、生産者との深い繋がりを象徴するものです。店内デザインは、自然素材をふんだんに使用し、温もりと落ち着きのある空間を演出。床にはテラコッタタイル、レジカウンターには左官職人の手仕事が光ります。再利用木材や石材の活用など、サステナビリティへの配慮も随所に見られます。さらに、サウンドデザインチーム「SOUND CoUTURE」が手がけた、自然の音を取り入れたBGMが、都会の喧騒を忘れさせてくれる、やすらぎの空間を創り出しています。
厳選素材と発酵食品が彩る、充実のラインナップ
「cask」では、全国各地から厳選された食材、特に発酵食品に焦点を当てた商品が豊富に揃っています。お弁当やお惣菜、パン、スイーツはもちろん、スナックやドライフルーツ、こだわりの調味料、ハーブやスパイスなど、都会の生活に寄り添う品揃えです。
ワインセラーには、世界各国から集められた約4,000~5,000本のワインが並び、ソムリエも常駐。ウイスキーやスピリッツも充実しており、お酒好きも満足できるラインナップです。また、店内では黒毛和牛ハンバーグや大山鶏の油淋鶏など、国産の良質な食材を使ったホットミールも提供。テイクアウトも可能です。
生産者と消費者を繋ぐ、体験型のイベント
信濃屋は、生産者との深い繋がりを大切にしています。「cask」では、その繋がりを消費者に伝えるため、試飲会や試食会、ワークショップなどを定期的に開催。食材の背景にあるストーリーを共有することで、食への理解を深める機会を提供しています。生産者のこだわりや、手作りの温かさを肌で感じられる場となっています。
レストラン「W TORANOMON the market」との融合
「cask」内には、カリフォルニアキュイジーヌが楽しめるレストラン「W TORANOMON the market」が併設されています。バーカウンターやテーブル席など、様々なシーンに対応できる50席を用意。レストランエリアでは、「cask」のワインセラーからワインを持ち込んで楽しめるBYO(Bring Your Own)スタイルも可能です。
代表取締役社長 長井正志氏からのメッセージ
長井社長は、「作り手の持続可能な環境づくりに寄り添い、美味しいものを消費者の皆様へお届けする橋渡し役でありたい」と語ります。食の生産から消費までをトータルでサポートすることで、環境保全や食文化の継承にも貢献したいという強い思いが込められています。
まとめ
「cask」は、単なるスーパーマーケットを超えた、新しい食の体験を提供する場所です。厳選された食材、サステナブルな空間、生産者との繋がり、そしてレストランとの融合。これらの要素が三位一体となり、都市生活者の豊かな食生活を支えています。虎ノ門という現代的な街に誕生した「cask」は、未来の食文化を創造していく、重要な役割を担っていくことでしょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社信濃屋食品
- 住所
- 東京都世田谷区代田1-34-13
- 電話番号
-
03-3412-2448