TDCソフト、AI-Native パートナー契約を締結
TDCソフト株式会社は、アメリカのScaled Agile社と、国内初となる「AI-Native」パートナー契約を締結しました。この契約により、AIを活用することで事業の価値を創造するためのトレーニングやコンサルティングサービスを提供することを目指しています。
AI技術がもたらす新たな挑戦
近年、生成AIを含むAI技術は急速に普及していますが、導入がPoC(概念実証)に留まっているケースが多く見られます。その結果、AI導入プロジェクトの80%以上が期待どおりの成果を上げられていないという現状があります。特にこの背景には、技術面だけでなく、AIを組織に浸透させるための考え方が浸透していないことが大きな原因とされています。
TDCソフトは、これまでシステム開発やアジャイル導入の支援を通じて、技術を現場で活用できるような組織改革を行ってきました。このたびのScaled Agileとの提携は、その知見をAI活用の分野に広げていく一歩となるのです。
「AI-Native」支援の中核
TDCソフトは、中期経営計画「Be a Visionary System Integrator」の一環として、顧客の課題を解決するための専門性の多角化と深化を掲げています。「AI-Native」支援は、この計画に基づいて実施され、AIを単なるツールとして扱うのではなく、組織や業務プロセスに深く組み込むことを目指します。
その実施にあたっては、Scaled Agileが定義した「EDGE」フレームワークを利用します。このフレームワークは、企業がAIに対応した新たな環境を構築するための道しるべとなります。TDCソフトは、企業内に私たちの支援を通じてこの共通言語を根付かせ、AI活用の成功に向けたフレームワークを提供します。
提供されるトレーニングプログラム
2026年4月からは、AI-Native支援としてコンサルティングとトレーニングが始まります。トレーニングでは、Scaled Agileのカリキュラムに基づいて、以下のようなプログラムを展開します。
- - AI-Native Foundations(2日間コース)
ビジネスパーソン全般を対象に、AI活用の基礎概念からEDGEフレームワークに関する知識を身につけ、AIを導入するための基礎を整えます。
- - AI-Native Change Agent(3日間コース)
組織の変革をリードする人材を対象にしたプログラムで、AI導入を進めるための戦略と実行手法を学び、組織全体にAI文化を浸透させることを目的とします。
期待される成果
Scaled AgileのAI-Native事業責任者、Phil Knight氏は、TDCソフトを日本におけるAI-Nativeパートナーの第一弾として迎え入れることを大変喜ばしく感じていると述べています。TDCソフトは、SAFeを利用したトレーニング実績が3,000名を超えることや、大規模企業への技術導入に関する経験が豊富です。この能力が、日本の企業がAIの導入に移行する際の大きなサポートになると期待されます。
まとめると、TDCソフトのAI-Native支援は、企業がAIをただ導入するだけでなく、その価値を最大限に引き出し、事業の成長に繋がるように位置づけられています。今後の取り組みに注目が集まります。