持続可能な食環境の実現を目指して
厚生労働省が推進する「健康的で持続可能な食環境戦略イニシアチブ」が、新たに参画事業者を募集しています。このイニシアチブは、2022年3月に設立された産学官連携の組織で、日本の栄養課題の解決に向けた取り組みを行っています。特に、食塩の過剰摂取や若年女性のやせ、経済格差に起因する栄養格差といった重要な課題を解消することを目的としています。
背景
国連のSDGs(持続可能な開発目標)の考え方に基づき、持続可能で包括的な社会を築くことが求められています。2021年には「国連食料システムサミット」が開催され、栄養不良の問題の解決に向けた社会的な意識が高まりつつあります。また、厚生労働省は自然に健康になれる食環境の整備を目的とした「持続可能な食環境づくりの推進に向けた検討会」を開催し、その結果を受けてイニシアチブが設立されました。株式会社NTTデータ経営研究所は、事務局としてその運営を支援しています。
イニシアチブの目的
このイニシアチブの中心的な目的は、食塩の過剰摂取や若年女性の栄養不足、経済的な栄養格差といった問題を重要な社会課題として捉え、産学官の連携を通じて誰でも健康を自然に実現できる食環境を構築することです。
実施内容
イニシアチブでは、健康的で持続可能な食環境を築くためのエコシステムを構築し、さまざまな活動が展開される予定です。これにより、企業や教育機関、行政などが協力し合い、地域社会全体での健康促進活動が進められることを期待しています。
参画事業者の募集
このイニシアチブでは、参画を希望する事業者を募集しています。応募方法は、指定の登録サイトからの申し込みが必要で、応募にはSMART形式の行動目標を設定することが求められます。募集期間は2024年9月2日から11月1日までとなっており、事業者の多彩な知見やアイデアを取り入れることで、より効果的な食環境の実現を目指しています。
参加を希望される方はぜひ、
こちらのサイトから登録を行ってください。
このイニシアチブは、食に関する問題を解決するための大きな一歩であり、皆様の協力を必要としています。健康で持続可能な未来を共に築きましょう。