「ZensHome」が資金調達
2018-10-02 10:00:54

民泊とマンスリー賃貸を融合する「ZensHome」が5000万円を調達し新たな展開へ

現代のライフスタイルが変わる中、住宅の利用方法は多様化しています。特に民泊とマンスリー賃貸の融合に挑む企業として注目を集めているのが、Zens株式会社が運営する「ZensHome」です。この度、Zens株式会社はJ-KISS型新株予約権を通じて、5000万円の資金を調達しました。この資金は、民泊とマンスリー賃貸を組み合わせた新しいサービスの開発を加速させるために用いられます。

資金調達の背景



民泊新法の施行により、合法的に民泊事業を運営できる環境が整ったものの、年間180泊の営業日数制限が存在しています。特に外国人向けの短期賃貸は、言語の壁や高い初期費用、保証人の問題などから、簡単には行えません。Zens株式会社はこうした課題をビジネスチャンスと捉え、民泊とマンスリー賃貸のハイブリッド運用を提唱しています。

ZensAppの特徴



その一環として、クラウド型ハイブリッド民泊管理ツール「ZensApp」を開発中です。このツールは、民泊とマンスリー賃貸の予約情報やメッセージ管理、清掃タスク管理、価格調整、収支レポーティングが可能です。特に、Airbnb公式APIと自社のマンスリー賃貸プラットフォームのAPIを利用することで、Airbnbのカレンダーとマンスリー賃貸の空室情報を自動的に同期する機能を備えています。これにより、運営側の負担が軽減され、よりスムーズな物件運営が実現します。

「ZensHome」における外国人向けサービス



「ZensHome」では、日本に住む外国人に特化した家具付き賃貸物件を提供しています。外国人が日本に滞在する際、住宅を見つけるのは非常に難しいことが多いです。しかし、「ZensHome」では、家具付き物件の検索から審査、決済、契約までを全てオンラインで完結できるようにしています。これにより、外国人が日本に滞在する際のハードルを大幅に下げることに成功しています。

今後の展望



今後、「ZensHome」および「ZensApp」を通じて、外国人に優しいマンスリー賃貸サービスを提供しつつ、国内の観光業の活性化に寄与していく考えです。資金調達を経て、ますます加速する新しい試みは、日本と海外の架け橋としての役割を果たすことでしょう。さらに、Zens株式会社は、他の企業との連携を強化し、より多くの人々が「外貨を稼げる人」となれるよう、様々なサービスを展開していく予定です。

「ZensHome」は、日本を元気にするための鍵となる存在です。リアルなニーズに応えた新たなサービスの登場に、今後も目が離せません。

会社情報

会社名
zens株式会社
住所
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-59-8原宿第2コーポ 308
電話番号
03-6721-0933

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