函館市の五稜郭エリア再生プロジェクトが始動
近年、地域の魅力を最大限に引き出すための取り組みが全国で進められている中、北海道函館市の五稜郭エリアでも新たな動きが始まります。株式会社スペースが推進する「五稜郭エリアブランディング」プロジェクトは、地域資源の再認識を行い、持続可能なエリアの確立を目指しています。
プロジェクトの背景
五稜郭エリアは、観光名所である五稜郭公園やタワー、さまざまな文化施設、飲食店、商業施設、教育機関、病院など、多彩な地域資源が集まっています。しかし、個々の価値観がエリア形成に影響を与えているため、全体の回遊性や一体感を欠いているのが現状です。このプロジェクトでは、地域の事業者や函館市関係者が集まり、「このまちをどうしたいか」「皆が求めるこのまちの役割とは」といったテーマについて話し合い、未来のビジョンを定めていきます。
ブランディングの再構築
プロジェクトには商環境研究所の田中三弘がブランディングディレクターとして参画し、地域の事業者との意見交換を通じて地域の価値観を整理し、言語化します。この作業を通じ、五稜郭エリアとしてのブランド構築を支援していきます。田中はこれまで数多くのプロジェクトに関与してきた実績があり、その専門性が評価されてこの重要な役割を担うことになりました。
田中三弘のコメント
「私たちは、この地域に息づく時間や記憶、街の役割に丁寧に向き合い、地域に根ざした皆さまと共に未来を考えていきます」と田中は話します。これまでの実績として、魚食文化の再発見を目指した「漁連の魚屋」プロデュースや帯広市の藤丸百貨店再生プロジェクトのブランディング支援、カインズの次世代店舗での支援などがあります。
今後の展望
このプロジェクトは2027年3月まで進められ、函館市に向けてブランド力強化のための報告書を提出する予定です。株式会社スペースとしては、地域や企業に対する伴走型の支援を行うことで、得られた知見を他の地域にも広げ、持続可能な価値創出に貢献する考えです。
まとめ
五稜郭エリアのブランディング再構築は、函館市の未来に向けた重要なステップです。地域資源や関係者の意見を大切にした街づくりがどのように進展していくのか、今後の動向が期待されます。地元住民や観光客にとって、五稜郭エリアが一層魅力的なスポットとなることを願っています。