レッドボックス、新機能「Universal SSL for Free」を発表
合同会社レッドボックス(東京都渋谷区)は、2025年9月1日より、同社の月額定額CDNサービス「エッジキャッシュ」の一環として新機能「Universal SSL for Free」を提供開始すると発表しました。この革新的な機能は、ウェブサイトが直面するSSL証明書の管理コストや手間を大幅に削減し、高い可用性を実現し、安心してビジネスを運営するためのサポートを行います。
急増するSSL化のニーズと課題
近年、インターネット上のサイトが常時SSL化(HTTPS化)されることはもはや必須とされる一方で、無料SSL証明書は一般的に単一の認証局に依存することが多く、大規模な障害や証明書の失効が発生した場合には、サイトの表示に影響を及ぼす可能性があります。実際に過去数年で、認証局の問題により数百万件の証明書が失効した例があります。レッドボックスはこうしたリスクを克服し、クライアントが安心してデジタルコンテンツを提供できるよう、本機能を開発しました。
「Universal SSL for Free」の新しい特徴
「Universal SSL for Free」では、従来の無償SSL証明書の枠を超え、次のような特徴を持っています:
1.
高い可用性の確保: レッドボックスでは、主要な認証局に加え、異なるベンダーのバックアップ認証局を準備。これにより、万が一の障害時には即座にバックアップに切り替えてビジネスを継続することが可能です。
2.
費用が無料: 「エッジキャッシュ」のMプランやLプランの顧客は追加費用なしでSSL証明書を利用できます。
3.
ワイルドカード証明書の対応: *.redbox.ne.jpという形式のワイルドカード証明書を使用し、複数のサブドメインを一つの証明書で保護することができ、管理が簡素化されます。
4.
自動更新機能: SSL証明書の更新はCDNのエッジサーバーで自動的に行われ、手動の管理を必要としません。これにより、更新漏れやその後のセキュリティリスクを未然に防ぐことができます。
さらなる展望と取組み
レッドボックスは今後も、顧客の多様なニーズに応えるためにサービス開発を進めていく考えです。具体的には、コントロールパネルの機能強化や、セキュリティの拡充を図り、専門知識不要で高度なセキュリティを導入できる環境を整えていきます。また、エンドユーザーの課題解決に寄与するパートナー企業を募り、既存のWebサイトやサーバーの構成を変更せずに導入可能なソリューションの提供を目指します。
レッドボックスは、『テクノロジーをより身近に』というミッションのもと、ウェブサイトの負荷対策や高速化を実現するCDNサービス(エッジキャッシュ)のリーディングカンパニーとして、企業のビジネス成長を全面的にサポートする姿勢を貫いています。競争が激化するデジタル領域において、『Universal SSL for Free』はビジネスを次の段階へと引き上げる一助となるでしょう。
企業情報
合同会社レッドボックス
本社所在地:〒151-0051 東京都渋谷区千駄ケ谷3丁目51−10
代表者名:小川 勝久(Katsuhisa Ogawa)
電話番号:03-6431-0076
URL:
https://www.redbox.ne.jp