不正利用の対策と動向
2026-04-21 17:14:18

クレジットカード不正利用の最新動向と今後の対策についてまとめたレポート

クレジットカード不正利用の現状と対策



株式会社リンクとCaccoが共同で公開した「キャッシュレスセキュリティレポート(2025年10-12月版)」は、クレジットカード情報流出やそれに伴うECでの不正利用の現状を明らかにしています。このレポートでは2025年の不正利用に関する統計と、新たに見つかった手口、さらにはそれに対抗するための対策について詳しく解説されています。

本四半期の統計データ



今年の過去の結果と比較すると、クレジットカード情報流出事件は21件発生し、前年の37件から大きく減少しました。また、流出件数も246,474件と、前年の540,000件を大きく下回りました。これに伴い、不正利用による被害額も510.5億円となり、前年比で7.4%減少。そして、この数値は2014年以降初めての減少を示しています。しかし、依然として被害は500億円を超え、根本的な対策が求められています。

EMV 3-Dセキュアの導入



不正利用が減少傾向にある背景には、新しく導入された「EMV 3-Dセキュア」があります。これは、オンライン取引時の認証を強化するセキュリティプロトコルであり、不正利用の抑止に一定の効果を発揮しました。しかし、近年の不正手口はますます巧妙化しており、これに対抗するためには「クレジットカード・セキュリティガイドライン【6.1版】」に基づく多層防御が重要です。

新たな不正手口「空き箱出品」



このレポートでは、最近注目を集めている不正手口についても触れています。特に、フリマアプリを利用した「空き箱出品」は、非常に危険な手法です。他人のクレジットカード情報を使ってスマートフォンを購入し、その空き箱を出品して現物を手に入れるという手口です。この方法は、表面上は正規の取引に見えるため、プラットフォームによる不正検出を回避しやすいのが特徴です。

脆弱性対策の重要性



こうした新たな不正手口の増加に対抗するためには、事業者は脆弱性対策を徹底的に実施する必要があります。特に、配送先や取引行動のデータを分析することで、リスクを予測し事前に防ぐための「属性・行動分析」が重要です。また、最近公開された「EC加盟店におけるセキュリティ対策導入ガイド2.1版」には、具体的な取り組みがまとめられ、加盟店が実施すべき対策が示されています。

まとめ



クレジットカードの不正利用は依然として深刻な問題ですが、最近のデータは少しずつ改善の兆しを見せています。それでも事業者が守るべきセキュリティ基準や対応策は多岐にわたり、今後も常に最新の情報を把握することが重要です。この「キャッシュレスセキュリティレポート」は、同様の問題に直面している企業やECサイト経営者にとっても必見の内容となっています。エシ全体のセキュリティが向上し、より安全に取引を行える環境が整備されることが期待されます。


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株式会社リンク
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東京都港区北青山2-14-4アーガイル青山 14階
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