日本女子フルーレチームが躍進!
2025年12月7日、韓国の釜山で開催されたフェンシングワールドカップにおいて、日本女子フルーレ代表チームが銅メダルを獲得しました。日本チームは、頭を支えるエースを含む4名の選手から構成され、上野優佳(エア・ウォーター株式会社)、東 晟良(共同カイテック株式会社)、辻すみれ(株式会社 大垣共立銀行)、菊池小巻(セガミーホールディングス株式会社)が共に戦いました。
準決勝での苦極
今大会では、世界ランキング4位の日本がまず準々決勝でドイツを相手に勝利を収めました。42対27で勝ち、次の準決勝へと進んだ日本。そこで待ち受けていたのは、ランキング1位の強豪イタリアでした。試合は接戦となりましたが、最終的には30対20で敗北。悔しい思いを抱えつつも、3位決定戦へ進むことに。
3位決定戦のドラマ
3位決定戦では、世界ランキング14位の韓国チームと対戦しました。日本は開始早々、相手にリードを許し、苦しい展開となります。しかし、選手たちは最後まで粘り強く戦い、徐々に点差を縮めていきました。
最終ラウンドでは、逆転に成功し、33対32で見事に勝利。試合後、得点を獲得した選手たちの喜びの声が響きます。女子フルーレ団体でのメダル獲得は、チームにとって大きな励みとなりました。
選手たちの感想
選手たちは、それぞれのコメントを通じてメダル獲得の喜びや次回への意気込みを語りました。
- - 上野優佳は「3位決定戦では序盤にリードを許したが、最後まであきらめずに戦った結果がメダルにつながった」と振り返ります。
- - 東 晟良は「これまでの大会では3位決定戦を勝ち切ることができなかったが、今回勝てたのは本当に嬉しい」とコメント。
- - 辻すみれは「厳しい試合の中での勝利は安心感をもたらした。次回も頑張る」と力強く宣言しました。
- - 菊池小巻は「コーチとチームメイト、応援してくれた皆さんに感謝したい」と言い、試合を支えてくれた全ての人たちへの感謝の念を示しました。
これからの成果に期待
日本女子フルーレチームは、今後も競技を通じてさらなる成長を目指します。来年には香港ワールドカップが控えており、選手たちは新たな挑戦に向けて気を引き締めています。応援を続けるファンに感謝しつつ、さらなる成果を期待したいものです。
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