ロサンゼルス観光局の新たな挑戦
2025年3月3日、ロサンゼルス観光局は「We Love LA」という新しいキャンペーンを発表しました。このキャンペーンは、ロサンゼルスの魅力を世界中に広めることを目的としており、観光客に向けたブランドイメージの強化を図っています。
キャンペーンの主要コンセプト
キャンペーンの中心には、ランディ・ニューマンのM名曲『I Love L.A.』が採用されています。この曲は、ロサンゼルスの象徴的な存在であり、市民の心の中に根付いているものです。新たに制作されたブランドコマーシャル映像では、アメリカの主要都市においてロサンゼルスのリアルな支えとなる観光スポットや、華やかなグルメシーン、アウトドア体験が紹介されます。
ロサンゼルス観光局の局長兼CEOであるアダム・バークは、「観光業は地域の復興において重要な役割を果たします。市民や地元企業の応援を通じて、この街をより良くしていきます」と語っています。
ブランドアンバサダーの起用
キャンペーンのイメージを強化するために、バスケットボールレジェンドのマジック・ジョンソン氏がブランドアンバサダーとして起用されています。彼は現在、ドジャースの共同オーナーでもあり、地域とスポーツ文化の両方で深い関与がある存在です。さらに、ダンサーのLil Buckや実力派アーティスト、食の専門家なども登場し、多様性にあふれるロサンゼルスの一面を力強く表現しています。
世界に向けての広がり
このキャンペーンは、アメリカ国内の主要市場や、オーストラリア、フランス、日本など世界各国に向けて展開されます。特に、日本では3月10日から東京都内の様々なエリアでデジタル広告が始まり、特に六本木エリアでは注目のスポットでの掲示が予定されています。
戦略的な広報の展開
映像はシネマティックな手法で作成されており、観光客に訪れる楽しさや市民のLAへの愛情を深く伝えることを目指しています。ロサンゼルス観光局のシニア・バイス・プレジデント、ビル・カーズは「ロサンゼルスは多様性に富み、訪れる人々に自分の居場所を感じさせる力を持っています。このキャンペーンはその全てを体現するものです」とのコメントを寄せています。
観光を通じた地域の復興
今後、ロサンゼルスは新たなインフラ整備や大規模なイベントの開催に向けて動き出しています。2026年にはNBAオールスター、FIFAワールドカップ、2028年にはオリンピックが控えていることから、観光業の重要性が高まっています。アダム・バークは「我々は観光を通じて地域を支え続けます」と強調しています。
まとめ
「We Love LA」キャンペーンは、ロサンゼルスの持つダイナミックで多様な魅力を世界に広げていく第一歩です。このキャンペーンを通じて、多くの人がこの素晴らしい都市を訪れ、地元の文化や人々と触れ合うことを期待しています。
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