渋谷のギャルたちが手掛けた特別日本酒「YUICHU」の誕生秘話

日本酒の魅力を新たな形で発信するため、岩手県の老舗酒蔵「南部美人」が、渋谷のギャルたちとともに特別な日本酒「YUICHU（ゆいちゅ）」を生み出しました。この取り組みは、ただ単に飲まれるための酒ではなく、文化としての日本酒を世界に届けるものです。具体的には、渋谷の若者たちがその制作に関わり、彼らの視点から新しい日本酒の楽しみ方を伝えていくことが目的です。

「YUICHU」は「ウチらの乾杯、YUICHUでしょ？」というキャッチフレーズのもとに、ギャルアーティストたちが直接酒造りに携わり、実際に南部美人の酒蔵を訪れて日本酒の歴史や製法を学びました。彼女たちは、稲刈りや日本酒の仕込み作業を実際に体験することで、日本酒の持つ奥深さをこの上なく感じました。これは、彼女たち自身が育てられた文化的背景を新たな形で表現する旅だったのです。

渋谷と日本酒の新しい架け橋

このプロジェクトの発起人である五代目蔵元の久慈浩介さんは、「日本酒の美味しさを渋谷の若者たちと共に世界に届けることが大事」と語ります。彼はまず、渋谷のギャル文化との融合を図り、日本酒の魅力を広めることを目指しました。

さらにギャルたちは、地元の方々と一緒に日本酒を酌み交わす中で、日本酒が人と人を結ぶ力があることを実感しました。「YUICHU」は、過去と未来、地域と世界を結ぶものとして、それらの繋がりを象徴する日本酒として位置付けられています。

特別な日本酒「YUICHU」

「YUICHU」には、180mlの缶と500mlの瓶の2種類があります。中身には岩手県産の酒米「ぎんおとめ」を使用しており、その品質の高さは証明済みです。「IWC 2017 Champion Sake」を受賞した特別純米酒で、果実の優しい香りと米の旨味が楽しめる設計となっています。

価格は、缶が880円（税込）、瓶が3850円（税込）です。また、ギャルたちがデザインしたパッケージも注目で、可愛らしくポップな色合いが特徴です。これは、日本酒の伝統文化への敬意と、現代の文化を融合させた美しい表現です。

「YUICHU」のメイキング映像の公開

この特別日本酒の裏には、楽しい製造過程があります。南部美人の久慈さんの意向で、「日本酒でもっと遊んでいい」というメッセージが込められており、ギャルたちが南部美人の酒蔵を訪れ、日本酒作りを体験する様子を収めたメイキング映像が公開されています。
メイキング映像予告編

新たな日本酒文化の構築へ

久慈さんは、渋谷を象徴する文化を取り入れた「YUICHU」を通じて、国内外に日本酒の魅力を広めていきたいと考えています。それは、ただの飲み物としての日本酒ではなく、誰もが楽しめる新たな文化の一部へと昇華していくことでしょう。特に、渋谷という流行の発信地での取り組みは、多くの人々に支持されるでしょう。

まとめ

渋谷のギャルたちが共同で生み出した「YUICHU」は、日本酒の新たな楽しみ方を提案します。これからの飲みの席にぴったりな一杯として、仲間との絆を深めるための特別な日本酒ヨ、皆さんもぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか。

「YUICHU」の販売は2025年2月中旬より始まる予定です。公式サイトにて詳細が発表されるそうなので、要チェックです！

URL: YUICHU公式サイト