ヘンケルジャパン、Facebookを利用した新卒採用をスタート
ドイツの化学・消費財メーカーであるヘンケルの日本法人、ヘンケルジャパン株式会社(東京都品川区)が、2013年新卒者の採用にFacebookを本格的に活用することを決めました。この取り組みは、近年の事業成長に伴い、優秀な人材をより広範に確保するための一環として実施されます。
Facebookを通じた情報発信の特徴
ヘンケルジャパンでは、企業の公式Facebookページを採用情報の窓口に利用することにしました。これにより、採用情報に限定されず、ヘンケルのグローバルな事業内容や社会的信頼度について、学生自身が幅広く情報を得ることができます。企業イメージを高めると同時に、業界全般におけるヘンケルの立ち位置を理解してもらうことを目的としています。
さらに、非公開の新卒採用グループを特設し、学生とのダイレクトなコミュニケーションを通じて、人事担当者や若手先輩社員と直接やり取りできる環境を整えています。このインタラクションは、学生が応募に際して企業文化やポリシーを具体的に理解しやすくするための重要なステップとされています。
就職環境の変化に応じた新たなアプローチ
近年、Facebookを介して新卒採用を行う企業が増えている中、ヘンケルの取り組みは特に注目されます。同社の狙いは、過去の採用方法では学生間での認知度が低かった点を改善することにあります。情報の提供と双方向性を重視することで、学生が企業に対してより具体的なイメージを持てるよう促進しています。
ヘンケルの国際的な展開
ヘンケルは、ランドリー&ホームエア、コスメティックス/トイレタリーズ、接着技術の3つの分野で事業を展開しています。その中で有名なブランド、Persil(ペアジール)、Schwarzkopf(シュワルツコフ)、Loctite(ロックタイト)を用いて教員業務だけでなく、業界内での確固たる地位を築いています。
また、ヘンケルは現在約50,000人の従業員を擁し、2009年度の売上高は135億7千3百万ユーロという数字を誇ります。特に、ソーシャルメディアを通じた広報活動やインターン採用告知を強化していく姿勢をこれからも維持し続ける方針です。
ヘンケルのFacebookページと就活サイト
ヘンケルジャパンのFacebookページでは、最新の採用情報や企業活動の情報が得られます。また、就職活動に関する支援も行っており、学生のキャリア形成を幅広くサポートします。特に、ヘアケア部門であるシュワルツコフプロフェッショナルは、開設からわずか半年で6500人以上のフォロワーを獲得しており、その人気はかなりのものです。
詳細は以下のリンクから確認できます。
この新たなアプローチにより、ヘンケルジャパンは学生に対してさらなる魅力を提供し、未来の人材を迎え入れる準備を進めています。