エスエス製薬と株式会社大木、持続可能な流通体制を構築

エスエス製薬と株式会社大木の新たな提携



エスエス製薬株式会社(以下、エスエス製薬)は、持続可能なサプライチェーン体制の構築を目指して、株式会社大木と新たな協業を開始しました。本提携により、両社は製造から販売に至る流通プロセスの効率化を図り、顧客サービスのさらなる向上を目指します。

協働の背景


エスエス製薬は、OTC医薬品やヘルスケア製品に特化した企業であり、1765年の創業以来、健康へのニーズに応える幅広い製品を提供してきました。一方で、従来の営業活動においては、すべての取引先と直接取引し、配送を行っていたため、そのプロセスにおいて課題が残っていました。

今回の提携に際しては、特に営業活動の効率化、物流の最適化、そして顧客サービスの向上といった3つの柱が重要な焦点となりました。大木は、1658年創業の老舗企業で、医薬品等の製造・販売事業を担っており、そのネットワークと専門知識を活かすことで、エスエス製薬は新たな成長を遂げようとしています。

提携による具体的な目標


1. 営業活動の効率化:
大木の広範なネットワークを活用し、営業活動をスムーズに行います。

2. 配送業務の最適化:
大木が持つ物流インフラを利用することで、より効率的な配送システムを構築し、コスト削減も目指します。

3. 顧客サービスの向上:
迅速で効果的なサービス提供により、顧客満足度の向上を図ります。

これらの目標は、エスエス製薬が直接の営業窓口業務を一部大木に移管することで達成される予定です。

エスエス製薬のコメント


エスエス製薬の代表取締役社長、ニクヒレッシュ・カルラ氏は、「我々は常に安定した商品供給と持続可能な物流サービスの提供を目指しており、このたびの提携はその一環です。大木が持つ効率的なサプライチェーンを活かし、生活者に愛される製品をお届けしていくことを確信しています」とコメントしました。

大木の期待


株式会社大木の社長、松井秀正氏は、「エスエス製薬が持つ確固たるブランド力を活かし、全国の生活者が当社製品の恩恵を受けられるように貢献します」と期待を寄せています。

企業概要


株式会社大木は、大木ヘルスケアホールディングスの100%子会社であり、古くから医薬品の製造・販売に従事しています。最新の物流技術と長い経験を有し、幅広い医療ニーズに対応しています。

一方エスエス製薬は、2017年にサノフィグループに加わり、100カ国以上で事業を展開しています。これにより、グローバルな視点での製品開発や顧客へのサービス提供が実現されると期待されています。

今後の展望


今後も両社は、持続可能な物流体制を基にした新しい価値の創造に取り組み、健康と生活の質の向上へ貢献していく所存です。エスエス製薬と株式会社大木の協働がもたらす新たな可能性に注目が集まります。

会社情報

会社名
エスエス製薬株式会社
住所
西新宿3丁目20番2号 東京オペラシティタワー
電話番号
03-6301-4511

トピックス(経済)

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